上か下か?3秒で「風向き」を読む。トレンドとレンジの絶対定義

綺麗な「階段(上昇トレンド)」と「滑り台(下降トレンド)」の間に、ドロドロの「泥沼(レンジ相場)」があり、そこでスーツ姿の男性が足を取られて困っているコミカルなイラスト。タイトル文字「3秒で判別!トレンドとレンジの絶対定義 46歳からの挑戦ログ(FX手法など)

※投資はリスクを伴います。本記事の手法は利益を保証するものではありません。取引は自己責任で行ってください。


1月9日(金)、週末の夜だな。

今週も満員電車に理不尽な上司…本当にお疲れさん。

ようやく訪れた自由な時間。

缶ビール片手にPC開いて、「さあ、小遣い稼ぐぞ」なんて意気込んでる頃か?

300万溶かしてリハビリ中、コリンだ。

さて、チャートを開いた瞬間のアンタに聞きたい。

「次はどっちに行きそう?」 なんて、眉間にシワ寄せて予想してねぇか?

「ニュースで円安って言ってたし、上かな…」 「いや、さっき下がったから、そろそろ反発するはず…」

はっきり言うぞ。

その「予想」をした時点で、アンタは既に負けてるんだよ。

俺たち個人投資家がやるべきは、未来を予知する超能力者になることじゃねぇ。

目の前のベルトコンベアが「どっちに流れているか」という「事実」を確認すること、ただそれだけだ。

今日は、難しい理論で頭を悩ませてきたアンタのために、小学生でもわかる「3秒で風向き(トレンド)を読む絶対定義」を叩き込んでやる。

これを読めば、無駄なエントリーで資金を削る「往復ビンタ」の日々とはおさらばだ。

予想は「ギャンブル」だ。やめとけ。

まず、その脳みそにこびりついた「予想する癖」を捨てろ。

SNSやYouTubeを開けば、「来週のドル円は150円へ!」とか「暴落のサイン点灯!」みたいなサムネイルが踊ってるよな? で、藁にもすがる思いでそれを信じてエントリーして、どうなった?

大抵、逆行して損切り貧乏だろ?

あのな、お上が出してる消費者庁「投資詐欺への注意喚起」、読んだことあるか?

『「絶対もうかる」、「確実に値上がりする」といったセールストークをうのみにしてはいけません。』 (出典:消費者庁)

「絶対に勝てる予想」なんて、この世には存在しねぇんだよ。

あるのは「確率」だけだ。

俺たちがやるべきは、誰かの予言を信じてギャンブルすることじゃねぇ。

目の前のチャートに現れた「事実」だけを見て、確率の高い方へ資金を乗せることだ。

今日はその「事実」を見るための、曇りなき「眼」を養うぞ。ついてこい。

市場には「3つの顔」しかねぇ

為替相場ってのは、金利だの貿易だの、要人の発言だのが絡み合って動いてる。 金融先物取引業協会「外国為替証拠金取引の仕組み」を見ても、まあ難しく書いてあるわ。

『外国為替市場は、世界中の銀行、企業、投資家などが参加し、24時間眠ることなく取引が行われています。』 (出典:金融先物取引業協会)

でもな、安心しろ。

裏側がどんだけ複雑でも、チャートに出てくる「形」は、たった「3つの顔」しかねぇんだ。

 3つの市場構造を並べたシンプルな図解イラスト。左から「上昇トレンド(右肩上がりの階段)」「下降トレンド(右肩下がりの滑り台)」「レンジ相場(一定の幅でジグザグしている泥沼の絵)」とし、それぞれの名称を記載する。
  1. 上昇トレンド(階段): 右肩上がり。誰が見ても「登ってる」。
  2. 下降トレンド(滑り台): 右肩下がり。誰が見ても「落ちている」。
  3. レンジ相場(泥沼): 上がったり下がったり。方向感なし。汚い。

これだけだ。

そして残酷な事実を言うぞ。

俺を含めた9割の負け組トレーダーは、3の「泥沼(レンジ)」の中で必死に泳ごうとして、体力を奪われて溺れ死ぬんだよ。

【教科書の正解】「ダウ理論」で挫折したお前へ

ここで一度、多くの40代が挫折する「教科書の正解」に触れとこうか。

そう、あの忌まわしき「ダウ理論」だ。

俺も最初は真面目に勉強したさ。

教科書にはこう書いてある。

  • 【上昇トレンドの定義】
    • 「高値」が前回よりも切り上がり、かつ「安値」も前回より切り上がっている状態。
  • 【下降トレンドの定義】
    • 「安値」が前回よりも切り下がり、かつ「高値」も前回より切り下がっている状態。
教科書によくある「ダウ理論」の図解。きれいなN字波動を描き、「高値切り上げ」「安値切り上げ」のポイントに丸印とテキストがついている図。シンプルで分かりやすくする。

図で見れば簡単だよな? 「なんだ、N字を描いてればいいのか」って。

だがな、現場(実際のチャート)はそんなに甘くねぇんだよ!

いざチャートを開くと、高値は切り上げてるのに安値は切り下げてたり、ヒゲだけ飛び出してたり、ギザギザが細かすぎて「どこの高値を見ればいいんだ!?」ってパニックになるだろ?

  • 「これは高値更新と言っていいのか?」
  • 「いや、ダマシかもしれん…」
  • 「5分足では上昇だけど、1時間足では下降だ…」

こうやって迷宮入りして、教科書通りの綺麗なN字を探してる間に、相場はどんどん動いて置いていかれる。

焦って飛び乗ったところが天井。

これが、真面目なおっさんが陥る「ダウ理論の罠」だ。

【現場の正解】コリン流「3秒ルール」の極意

教科書通りで勝てるなら苦労しねぇよ。

現場の泥臭い戦場にいる俺たちに必要なのは、精密な定規じゃねぇ。

生き残るための「直感」だ。

そこで、俺が300万溶かしてたどり着いた、最強にして最速の識別法を授ける。

コリン流 3秒ルール チャートを開いて、パッと見て「3秒以内」に「上!」か「下!」と即答できなければ、それは全て「レンジ(泥沼)」と見なせ。

ストップウォッチのイラストと、悩んでいるトレーダーのイラスト。ストップウォッチが「00:03」を示しており、トレーダーの頭の上に大きな「?」マークと「泥沼行き決定」のスタンプが押されているようなコミカルな図。

これだけだ。

「うーん、じわじわ切り上げてるような、でも前の高値が…」 そうやって首を傾げた時点で、それはもうトレンドじゃねぇ。

泥沼だ。

本物のトレンド(階段・滑り台)が発生してる時は、投資を知らない小学生が見ても、俺の嫁さんが見ても、「あ、上がってるね」って即答できるんだよ。

それ以外は、全て「ノイズ」だと思え。

「迷ったら、レンジ。」

この言葉をモニターの横に貼っとけ。

それだけでお前の生存率は劇的に上がる。

なぜ「泥沼(レンジ)」で死ぬのか? 〜300万溶解の心理学〜

「レンジだと分かったら、レンジの手法で戦えばいいじゃん」 そう思ったか?

甘いな。

兼業トレーダーにとってレンジ相場は「資産焼却炉」だぞ。

なんでか分かるか?

人間の脳は「レンジをレンジとして認識できない」ようにできてるからだ。

脳がバグる「プロスペクト理論」の罠

チャートが横ばいの時、少しピョコンと陽線が出たとしよう。

すると、退屈してた脳みそは勝手にこう解釈しやがる。

「来た!ブレイクだ!乗り遅れるな!」

これは「プロスペクト理論」ってやつで、人間は「儲け損なうこと(機会損失)」を極端に嫌うから、わずかな動きを過大評価しちまうんだよ。

損切り貧乏になる「希望的観測」

レンジ相場で一番タチが悪いのが、「いつかブレイクする」っていう甘い希望的観測だ。

レンジの下限に近づくと、「ここが底だから戻るはず」と祈りながらナンピン買いをする。 逆に上限に近づくと、「今度こそブレイクして突き抜けるはず」と欲を出して利確を渋る。

結果どうなるか?

「戻るはず」と祈った時に限って底を割って損切り。

「ブレイクするはず」と欲張った時に限って跳ね返されて含み益が消滅。

レンジという狭い箱の中で、上下に振り回されるたびに体力を削られ、本当に相場が動き出した時には、もう戦う資金が残っちゃいねぇんだよ。

これを防ぐにはどうすればいいか?

簡単だ。

レンジ内では「一切の手出し無用」を貫く

これしかねぇ。

300万溶かした夜の記憶

俺が300万溶かしたあの日も、まさにこの「泥沼」の中にいた。

21時、チャートを開く。方向感なし。

「今日は様子見か…」と思った矢先、ドル円が急に10pipsほど跳ねた。

「おっ、トレンド発生か?」 反射的に買いボタンを押す。

しかし、それはただのノイズ。

すぐに全戻しされ、含み損。

「いや、これは押し目だ。ナンピンして助かろう」 根拠のない自信でポジションを追加。

さらに下がる。

「ふざけんな!なんで逆に行くんだ!」 熱くなった頭で、今度はドテン売り(買い決済して売り注文)。

すると、今度はそこが底で、価格は上がり始める。

往復ビンタの完成だ。

 往復ビンタを食らっているサラリーマンのイラスト。チャートが狭いレンジ内で上下しており、上がって「買いだ!」と言った瞬間に下がり、下がって「売りだ!」と言った瞬間に上がって、顔が腫れ上がっているコミカルかつ悲壮感のある図。

レンジ相場という狭い箱の中で、右往左往して壁に激突し続け、気付けば資金が半分になってる。 これが「泥沼」の正体だ。

だからこそ、3秒でわからん=触らん=休む

これが、俺たちおっさんが資産を守るための最強の防具になるんだよ。

トレンド発生時の「ボタン封印術」

3秒ルールで「明確なトレンド(階段・滑り台)」を確認できた時だけ、俺たちは戦場に出る。

ここでも、迷いを消すための儀式がある。

1. 上昇トレンド(階段)の場合

「売りボタン」にテープを貼れ。

物理的に押せなくするんだ。

「上がりすぎだから、そろそろ下がるかも(逆張り)」なんてスケベ心を出した瞬間、階段を踏み外して死ぬぞ。

やることは一つ。

「買い」だけだ。

2. 下降トレンド(滑り台)の場合

「買いボタン」を封印しろ。

落ちてくるナイフを素手で掴みに行くな。

ひたすら「戻り売り」だけを狙え。

FX取引画面の注文パネルのイラスト。「上昇トレンド中」の文字と共に、「売り(Sell)」ボタンの上にガムテープが貼られて「封印」と書かれている図。逆のパターン(下降トレンドで買いボタン封印)も併記する。

為替相場ってのは、各国の金利差や金融政策っていう巨大なエネルギーで動いてるんだ。 日本銀行「為替相場決定のメカニズム」にも書いてあるぞ。

『為替相場は、長期的には、2国間の物価上昇率の差や…(中略)…金利差などの要因によって決定されると考えられています。』 (出典:日本銀行)

俺たち個人投資家が、この巨大な川の流れに逆らって泳ごうとするのは自殺行為だ。

流れに身を任せ、流れる方向へボタンを押す。

これこそが「順張り」の極意だ。

DMM FX PLUSで「森」を見る技術

ここまで読んで、「頭では分かったけど、実際のチャートを見るとなんかゴチャゴチャしてて分からん」って奴もいるだろう。

その原因の9割は、「スマホでチャートを見てるから」だ。

スマホの狭い縦長画面だと、直近の値動きが拡大されすぎて表示されるんだよ。

だから、本来はただの「小さなノイズ(泥沼)」なのに、スマホで見ると「壮大なトレンド(階段)」に見えちまう。

これが、スマホトレーダーがカモにされる最大の原因だ。

「木(ローソク足)」じゃなくて「森(トレンド)」を見るためには、プロと同じ視野が必要だ。 俺が推奨してるDMM FX PLUS(PC版)には、この「森」を一発で可視化する機能がある。

「罫線(グリッド)」をあぶり出せ

DMM FX PLUSのチャート、デフォルトだと背景が真っ黒で、距離感がつかみにくいだろ?

実はこれ、重要な「定規」が背景色と同化して隠れてるんだよ。

こいつを「白」に変えて、あぶり出す設定をするぞ。

  1. チャート画面上の「設定(歯車マーク)」をクリックし、「チャート共通設定」を開く。
  2. 「罫線スタイル」という項目を見つけろ。
  3. 一番左の「色」の設定が、デフォルトだと暗い色(背景と同化)になってるはずだ。
  4. こいつを「白」に変更して「設定」ボタンを押せ。
ユーザー提供画像 (image_df62ac.png)。「チャート共通設定」の画面で、「罫線スタイル」の項目を赤枠で囲み、色設定を「白」に変更しようとしている図解。

たったこれだけだ。 「罫線スタイル」を白にするだけで、チャートの背景に縦横の点線(グリッド)がくっきりと浮かび上がる。

この水平線(グリッド)が入ることで、現在の価格が「前のマス目より上にいるか、下にいるか」が客観的に分かるようになる。

感覚じゃなくて、マス目という「定規」を使って階段を確認するんだよ。

まだ暗闇(グリッドなし)の中でスマホを握りしめてるなら、今すぐPCを開いて、この設定をしろ。

世界が変わって見えるから。

まとめ:風向きを知らずに船を出すな

  • 階段(上昇)なら買う。
  • 滑り台(下降)なら売る。
  • 泥沼(3秒で不明)なら寝る。

難しい分析はいらん。 まずはこの「3秒ルール」を徹底しろ。 風向きも確認せずに船を出す船長がどこにいる? まずは海を見ろって話だ。

最後に、金融庁「投資の基本」を心に刻んどけ。

『投資を行うにあたっては、生活に必要な資金(流動性の高い資金)を確保し、近い将来使う予定のある資金(使用目的の定まった資金)を区分した上で、当面使う予定のない余裕資金で行うことが大切です。』 (出典:金融庁)

余裕がねぇと、泥沼が黄金郷に見えちまうんだよ。

焦るな。

3秒で判断できる美しい波だけを待て。

泥沼から脱出するための「コクピット」

まだスマホだけで戦おうとしてねぇか?

プロと同じ土俵に立ち、チャートの「事実」を正しく見るための環境設定は、俺のブログですべて解説してる。

まずは道具を揃えるところから、リハビリを始めようぜ。