※投資はリスクを伴います。本記事の手法は利益を保証するものではありません。取引は自己責任で行ってください。
1月10日(土)、おはよう。
平日の激務で死んだ魚みたいな目をしてねぇか?
せっかくの土曜だ。
泥のように眠りたい気持ちは痛いほど分かる。
だがな、相場が止まっている「土曜日」こそが、俺たち負け組がプロとの差を埋める唯一の時間なんだよ。
コーヒー淹れて、PCの前に座れ。リハビリの時間だ。
300万溶かして地獄を見た、コリンだ。
今日は、アンタが一番聞きたくないであろう「基本」の話をする。
そう、「ダウ理論」だ。
「はぁ? ダウ理論? 高値と安値が切り上がったら上昇トレンドだろ? 知ってるよそんなの」 「今さらN字の話? もっとRSIの裏技とか教えてくれよ」
…今、そう思ってブラウザバックしようとしたアンタ。
だから勝てねぇんだよ。
はっきり言うぞ。俺が300万溶かした最大の原因は、このダウ理論を「ただのギザギザの線」だと舐めてかかり、インジケーターという名の「魔法の杖(聖杯)」を探し回ったことにある。
消費者庁の「投資詐欺への注意喚起」でも言われてるだろ?
『「絶対もうかる」「確実」といったセールストークをうのみにしてはいけません』ってな。
魔法なんてねぇんだよ。
あるのは「原理原則」だけだ。
今日叩き込むのは、教科書に載ってる退屈な線の引き方じゃねぇ。
海外のガチのプロたちが使っている、「大衆の欲望と焦りを読み解くための『交渉の地図』」としてのダウ理論だ。
これを読めば、アンタのチャートの見え方はガラリと変わる。
ただの「N字」が、人間臭いドラマに見えてくるはずだ。
第1章:それは「N字」ではなく「交渉」の結果だ
まず、「安値切り上がり(Higher Low)」って現象。
教科書だと「前の安値より高い位置で反発すること」って書いてあるよな。
これじゃあ、ただの結果論だ。

海外の実力派トレーダー、ナビーン氏(Urban Forex)は、これを全く別の視点で見てる。
彼はチャートを、買い手と売り手の「交渉(Negotiation)」の物語として読み解くんだ。
チャートは巨大な「八百屋」だと思え
為替市場ってのは、結局のところ「買いたい奴」と「売りたい奴」の巨大なオークション会場だ。 日本銀行の「為替相場決定のメカニズム」にもある通り、価格は需要と供給のバランスだけで決まる。
じゃあ、なぜ「安値が切り上がる」のか? 八百屋で例えるぞ。
- 店主(売り手): 「リンゴ、昨日は100円までまけてやったけど、今日は在庫が少ねぇんだ。120円より下では絶対に売らん!」
- 客(買い手): 「えっ、100円じゃないの? …でも、どうしても欲しいんだよな。分かった、120円で買う!」

これが「安値切り上がり」の正体だ。
売り手が「これ以上の安売り(割引)は拒否する」と強気に出た。
それに対して、買い手が「高くてもいいから買う!」と合意した。
この「交渉成立」の跡が、チャート上の安値切り上がりとして刻まれるんだよ。
「買えなかった焦り」が燃料になる
じゃあ、なんでその後、高値を更新して価格が上がっていくんだ?
みんながハッピーだからか? 違う。
「手に入らなかった連中の『焦り』」があるからだ。
「やべぇ! 120円でも売れちまった! 次は130円出さないと買えねぇ!」
この「買えなかった人たちの焦り(Desperation)」と「不足感」こそが、次の高値を更新する巨大なエネルギーになる。
チャートの向こう側には、モニターの前で「くそっ、乗り遅れた!」と叫んでる俺たちみたいな人間がいるんだ。
俺もそうだったから痛いほど分かる。
「押し目を待とう」と思ってる時に限って、価格は下がってこずにグングン上がっていく。
「ああっ、置いていかれる! チャンスを逃す!」というあの感覚だ。

その恐怖に負けて、ルールを無視して高値で飛びつき買い(ジャンピングキャッチ)をする。
だがな、残酷な真実を言うぞ。
俺たちが焦って「高値掴み」をしたその場所こそが、プロたちが「よし、カモが来たから利確しよう」と売り抜ける場所なんだよ。
この構造を理解しない限り、俺たちは一生カモのままだ。
ダウ理論のN字を、ただの線として見るな。
そこに「焦って注文ボタンを連打してる人間の欲望」を見ろ。
第2章:川の流れ(最小抵抗線)に逆らうな
次に、レイナー・テオ氏の視点を紹介する。
彼はダウ理論を、「市場構造(Market Structure)」を特定するためのツールと定義してる。
なんで構造を知る必要があるか分かるか?
それは、「最小抵抗線(Path of least resistance)」を知るためだ。
300万溶かした俺の失敗
俺が負け続けてた頃、よくやってたのがこれだ。
「こんなに上がったんだから、そろそろ下がるだろ(逆張り)」
これはな、激流の川に向かって、ふんどし一丁で泳ごうとする自殺行為だ。
金融庁の「投資の基本」でも、リスクを抑えた長期的な視点が推奨されてるが、トレードの世界でも同じだ。 自然の摂理に逆らっちゃいけねぇ。
レイナー氏は言う。
「市場構造(上昇トレンド)ができている時、価格は『上がる』方が抵抗が少なく、『下がる』ことは抵抗が大きい」

工場のベルトコンベアが右に流れてるのに、必死に左へ荷物を流そうとする作業員がいたらどう思う?
「馬鹿だな、流れに乗せれば楽なのに」って思うよな?
でも、俺たちはチャートの中で平気でそれをやっちまうんだよ。
「鳥の目」を持たないと死ぬぞ
なぜ逆張りしちまうのか?
それは、「虫の目」で見てるからだ。
スマホの狭い画面で、5分足の小さなギザギザだけを見てるから、「下がりそうだ」と錯覚する。 レイナー氏は「鳥の目(全体俯瞰)」でチャートを見ろと説く。
全体を俯瞰して、大河の流れ(市場構造)がどっちを向いているかを確認する。
そのためにダウ理論があるんだ。
第3章:地図を持たない航海は「死」だ
最後に、規律の鬼、スティーブン氏(The Trading Channel)の教えだ。
この人の話は耳が痛いぞ。
心して聞け。
彼はトレードを「ギャンブル」じゃなく、「ビジネス」として捉えてる。 そしてダウ理論を、感情的なギャンブルを防ぐための「強固な土台(Solid Foundation)」と位置づけてるんだ。
10連敗しても破産しない「仕組み」
スティーブン氏は「6つの客観的ルール」を守ることだけが、相場で生き残る道だと説く。 そのルールの第1歩、大前提にあるのが「市場構造の把握(ダウ理論)」だ。
海に出る船長が、「なんとなく東に行けば陸がある気がする」なんて勘で舵を切るか?
あり得ねぇよな。
必ず海図(チャート)を見て、現在地を確認し、航路を決める。

ダウ理論を無視してエントリーするのは、地図を持たずに太平洋のど真ん中でエンジンを吹かすのと同じだ。
それは冒険じゃねぇ。
ただの遭難だ。
俺が300万溶かしたのは、地図も持たずに「勘」だけでフルスロットルで突っ込んだからだ。
お前には、同じ死に方をしてほしくねぇんだよ。
まとめ:週末こそ「地図」を描く練習をしろ
どうだ? ダウ理論が、単なる「高値安値の線引きゲーム」じゃねぇことが分かったか?
- ナビーン氏: 売り手と買い手の「焦りと交渉」の記録。
- レイナー氏: 逆らっちゃいけねぇ「川の流れ(最小抵抗線)」。
- スティーブン氏: 生き残るための「航海図(土台)」。
相場が動いてない土曜日こそ、絶好の練習日和だ。
過去のチャートを開いて、N字の波を見てみろ。
「ここで店主(売り手)が強気に出たな」 「ここで客(買い手)が焦って高値掴みしたな」 そんなドラマを想像しながら、地図を描く練習をするんだ。
ただし、スマホの「のぞき穴」じゃ地図は見えねぇ
最後に一つ、重要な警告をしておく。
この「交渉の跡」や「市場構造」という壮大な地図。
まさか、スマホの小さな画面だけで見ようとしてねぇよな?
レイナー氏が言う「鳥の目(全体俯瞰)」は、スマホの狭い画面じゃ物理的に不可能だ。
スマホで見てるのは、地図のほんの一部、顕微鏡で覗いた世界だ。
それでは、大きな川の流れ(トレンド)は見えねぇ。
気付いた時には、激流に飲み込まれて即死だ。

プロと同じ「地図」を広げるためには、それなりのコクピットが必要だ。
俺がリハビリ基地として使っているDMM FX PLUSなら、PCの大画面で全体を俯瞰し、正確な市場構造を把握できる。



