※これは個人の体験談であり、投資助言ではありません。投資は自己責任で行ってください
よう。コリンだ。
お前、今日も元気に「いつもの1ロット(1万通貨)」で注文ボタンを押そうとしていないか?
チャートもろくに見ず、ボラティリティも確認せず、「俺の資金ならこれくらいが適正だ」と勝手に決めつけて。
悪いことは言わない。その指を止めろ。
その「いつもの1ロット」こそが、お前の口座を静かに、しかし確実に蝕む「死への助走」だと言ったら、お前は信じるか?
「いやいやコリンさん、ロットを固定したほうが計算しやすいし、管理も楽じゃないですか」
…あぁ、聞こえるぜ。かつての俺と同じ甘ったれた寝言がな。
俺もそうだった。
「毎回10万通貨」と決めて機械的にトレードしていた。
平穏な相場ではそれでも勝てた。
だが、ある日突然やってきた「〇〇ショック」級の暴落相場で、普段と同じようにエントリーした俺は、一瞬にして口座の20%を吹き飛ばされた。
なぜだかわかるか?
「波の高さ」が違うのに、「同じ船」で海に出たからだ。
今日は、資金管理の技術編における最重要講義を行う。
それは「ポジションサイジング(適正ロット数の算出)」だ。
思考停止の固定ロットを卒業し、相場の体温計である「ATR(Average True Range)」を使って、プロの張板(資金配分)をマスターしろ。
これができれば、お前はどんな暴落相場でも「かすり傷」で済む鉄壁の防御力を手に入れることになる。
長い講義になるが、電卓片手についてこい。
ここが「ギャンブラー」と「トレーダー」の分水嶺だ。
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なぜ「いつもの1ロット」で即死したのか?
まずは俺の恥ずかしい失敗談から話そうか。
あれは数年前の冬、とある重要指標発表の直後だった。
当時の俺は「資金300万円に対し、常に30万通貨(レバレッジ約10倍)」という、今思えば狂気のような固定ロットでトレードしていた。
普段のドル円相場は、1日に50pips(0.5円)も動けばいい方だ。
だから、損切りを20pipsに置いても、損失は6万円(資金の2%)。許容範囲内だった。
だがその日、相場は狂っていた。
指標発表とともに、チャートは垂直落下。1分足で50pips、100pipsと暴力的な値動き(ボラティリティ)を見せていた。
俺はいつも通り、「チャンスだ!」と思って30万通貨でロングを入れた。
損切り幅も「いつも通り」の感覚で置こうとしたが、値動きが激しすぎてスプレッドも開き、約定した瞬間にはすでに逆行していた。
結果、どうなったと思う?
一瞬のノイズのようなヒゲで狩られ、滑り(スリッページ)も発生し、確定した損失は60万円。
たった1回のトレードで、資金の20%が消し飛んだ。
俺は呆然とした。
「いつもと同じことをしただけなのに、なぜ?」
答えは単純だ。
相場の「ボラティリティ(変動幅)」が普段の3倍以上に膨れ上がっていたのに、俺が「いつもの装備」で戦場に出たからだ。
台風の日に、晴れの日と同じTシャツ一枚で外に出たらどうなる? 死ぬよな。
相場の「天候」が変われば、お前の「装備(ロット)」も変えなきゃいけない。
それを怠ることを、投資の世界では「思考停止」と呼ぶんだ。
【基礎】固定ロットの正体は「変動リスク」だ
いいか、ここから少し論理的な話をする。
多くの初心者が陥る「固定ロットのパラドックス」についてだ。
お前はこう思っているはずだ。
「ロット数を固定すれば、リスク管理ができている」と。
残念だが、それは真逆だ。
「ロットを固定する」ということは、「リスク(損失額)を相場任せに変動させる」ということだ。
わかりやすく図解しよう
ここに2つの相場環境がある。
- 凪(なぎ)の日: 1日の変動幅が50pipsの穏やかな相場。
- 嵐(あらし)の日: 1日の変動幅が300pipsの荒れた相場。
お前がこの両方で、思考停止して「1ロット(1万通貨)」を持ったとする。
そして、相場の波に合わせて「直近安値」に損切りを置くとしよう。
- 凪の日: 波が小さいので、損切り幅は-20pipsで済む。
- 損失額 = 1万通貨 × 20pips = -2,000円
- 嵐の日: 波が荒いので、ノイズに狩られないためには損切り幅が-100pips必要になる。
- 損失額 = 1万通貨 × 100pips = -10,000円
見ろ。
同じ「1ロット」なのに、リスク(損失額)が5倍に跳ね上がっているだろう?
これが固定ロットの正体だ。
お前が「ロットを変えない」という選択をしたせいで、お前の財布の中身が減るスピードは、相場の機嫌次第で5倍にも10倍にもなる。
これじゃあ、資金管理なんて呼べない。
ただの運ゲーだ。
プロの常識は「逆」だ
俺たちプロトレーダーは、こう考える。
- 固定するもの: 損失額(例:常に資金の2%=2万円)
- 変動させるもの: ロット数(ポジションサイズ)
嵐の日だろうが、凪の日だろうが、負けた時の金額は「絶対に2万円」にしたい。
そのためにはどうするか?
「嵐の日(損切り幅が広い時)は、ロットを小さくするんだ 」逆に、「凪の日(損切り幅が狭い時)は、ロットを大きく張る」。
これが「ポジションサイジング」だ。
相場の状況に合わせて、自分の身体の大きさ(ポジション)を伸縮させる。
この柔軟性こそが、お前の資金を守るエアバッグになる。

相場の体温計「ATR」とは何か?
「理屈はわかったけど、じゃあ『今の相場がどれくらい荒れてるか』なんて、どうやって測るんだ?」
いい質問だ。
そこで登場するのが、今日の主役「ATR(Average True Range)」だ。
天才ワイルダーが残した遺産
ATRは、テクニカル分析の父と呼ばれるJ.Welles Wilder(J.ウェルズ・ワイルダー)が考案したインジケーターだ。
彼は他にも「RSI」や「パラボリック」を作った天才だが、彼自身が「最も重要」と位置づけていたのが、このATRだと言われている。
ATRを一言で言えば、「相場の興奮度(ボラティリティ)を数値化したもの」だ。
- ATRの数値が高い = 相場が暴れている、ヒゲが長い、変動が激しい(危険)。
- ATRの数値が低い = 相場が落ち着いている、ローソク足が短い(安全)。
多くのインジケーター(MACDや移動平均線)は「方向(上がるか下がるか)」を示唆するものだが、ATRは違う。
「今、どれくらい動いているか(エネルギーの大きさ)」だけを純粋に教えてくれる。
方向なんてどうでもいい。
俺たちが知りたいのは「今、海がどれくらい荒れているか」だけだ。
ボラティリティを知る意味
日本証券業協会などの用語集を見てもわかる通り、「ボラティリティ(価格変動の度合い)」はリスクそのものだ。
ATRは、この目に見えない「リスクの大きさ」を、具体的な「pips(または円)」という数値で可視化してくれる唯一のツールなんだ。
参考:今後の金融行政の方向性(金融庁長官 談話資料・2025年1月)
参考:監査・自己資本・レバレッジ比率算定に関する準公的実務資料
リスク管理全般

【実践】ATRを使った「死なないロット計算式」
さあ、ここからが本番だ。
中学生でもわかるように、ATRを使った「プロのロット計算式」を伝授する。
これをマスターすれば、お前はどんな相場でも「損失額を固定」できるようになる。
魔法の公式
まずはこの式をノートに書け。壁に貼ってもいい。
$$適正ポジション量 = \frac{許容損失額(円)}{ATRの数値 \times 係数 \times 1ポイントの価値}$$
…おい、逃げるな。
数式が出た瞬間にブラウザを閉じようとしただろ?
大丈夫だ。もっと単純化して、実戦で使える形にする。
俺たちトレーダーがやるべき手順は以下の3ステップだ。
- 許容損失額を決める(資金の2%など)。
- チャートで現在のATR(または想定損切り幅)を見る。
- 割り算をする。
これだけだ。具体的にシミュレーションしてみよう。
具体的シミュレーション(ここが重要だぞ!)
お前の資金が100万円だとしよう。
バルサラの教え通り、1回の許容リスクは2%(2万円)に固定する。
絶対に2万円以上は負けない設定だ。
【ケースA】凪(なぎ)の相場
チャートを見ると、ローソク足は小さく、穏やかだ。
ATRインジケーター(日足や1時間足など、トレードする時間軸)の数値は「0.50(50pips)」を示している。
損切りラインは、余裕を持って「ATRの2倍」の場所に置くのがセオリーだ(後述する)。
つまり、損切り幅は 0.50 × 2 = 1.00円(100pips) とする。
- 計算:20,000円(許容損失) ÷ 1.00円(損切り幅) = 20,000通貨
答え: この穏やかな相場では、お前は「2万通貨(2.0ロット)」まで持っていい。
【ケースB】嵐(あらし)の相場
指標発表があり、チャートが乱高下している。
ATRの数値を見ると、なんと「2.00(200pips)」まで跳ね上がっている。危険な状態だ。
損切り幅は、同じくATRの2倍で計算する。
2.00 × 2 = 4.00円(400pips) の損切り幅が必要だ。(これくらい広く取らないと、ノイズで即死するからな)
- 計算:20,000円(許容損失) ÷ 4.00円(損切り幅) = 5,000通貨
答え: この荒れた相場では、お前は「0.5万通貨(0.5ロット)」しか持ってはいけない。

この計算が意味すること
気づいたか?
- 凪の日は、2万通貨で攻める。
- 嵐の日は、0.5万通貨で守る。
ロット数は4倍も違う。だが、もし負けた場合、失う金額は?
ケースA:2万通貨 × 1円 = -2万円
ケースB:0.5万通貨 × 4円 = -2万円
そう、どちらも「-2万円」なんだ。
これが「リスク固定・ロット変動」の真髄だ。
ATRを使ってロットを調整することで、お前はどんな大嵐の中でも、平穏な日と同じ「2万円のカスリ傷」で生還することができる。
これが、プロが退場しない最大の秘密だ。
【ドリル】電卓を出せ!「この相場、何ロット持てる?」
理屈はわかったな。だが、わかった気になって終わるのが一番危ない。
実際にチャートを目の前にした時、3秒で計算できなきゃ戦場では死ぬ。
今から出す3つの問題を、スマホの電卓で解いてみろ。
条件は全て「資金100万円、許容リスク2%(2万円)」だ。
第1問:ポンド円の殺人相場
- 状況: ブレグジット関連のニュースでポンドが荒れ狂っている。
- ATR: 1時間足で「1.50(150pips)」
- 損切り設定: ATRの2倍(3.00円)
さあ、何ロット持てる?
【答え合わせ】
- 許容損失 20,000円 ÷ 損切り幅 3.00円(300pips) = 6,666通貨
- 正解: 0.6万通貨(0.6ロット)
どうだ? 「えっ、たった0.6?」と思ったか?
そうだ。ポンドが荒れている時に1万通貨も持っていたら、お前の2万円は瞬殺されていたってことだ。
この「0.6」という数字が出せた奴だけが、ポンドの殺人相場から生還できる。
第2問:ドル円の完全凪(なぎ)相場
- 状況: クリスマス休暇中で参加者が少なく、チャートが横ばい。
- ATR: 1時間足で「0.10(10pips)」
- 損切り設定: ATRの2倍(0.20円)
さあ、攻めるぞ。何ロットいける?
【答え合わせ】
- 許容損失 20,000円 ÷ 損切り幅 0.20円(20pips) = 100,000通貨
- 正解: 10万通貨(10ロット)
見ろ! 普段の10倍も張れるんだ。
相場が静かな時こそ、ロットを張って利益を抜きに行く。これがプロの「メリハリ」だ。
いつもの1万通貨でやってたら、機会損失もいいところだぞ。
【注意】「ユーロドル」を取引する時の落とし穴
ここまで「クロス円(ドル円、ポンド円)」の話をしてきたが、もしお前が「ユーロドル(EUR/USD)」や「ポンドドル(GBP/USD)」を触るなら、計算式に一つだけ「修正」が必要だ。
なぜなら、これらは「利益や損失がドルで発生する」からだ。
円換算の魔法を忘れるな
計算式に、「その時のドル円レート」を掛け合わせる必要がある。
【ドルストレートの計算式】
$$ポジション量 = \frac{許容損失額(円)}{損切り幅(pips) \times ドル円レート}$$
例えば、ユーロドルで損切り幅が「0.0050(50pips)」、今のドル円が「150円」だとしよう。
- 損切り幅を円に直す:
50pips × 150円(ドル円レート) = 7,500円(1万通貨あたりの変動額)ではなく…もっと単純に考えよう。 1pipsの価値が変わるんだ。- クロス円:1万通貨で1pips = 100円
- ユーロドル:1万通貨で1pips = 1ドル(約150円)
だから、計算はこうなる。
20,000円 ÷ (50pips × 150円の価値係数)
…面倒くさいだろ?
だからこそ、DMM FX PLUSの「証拠金シミュレーション」機能を使うんだ。
ツールを使えば、通貨ペアごとのややこしい円換算も一発で弾き出してくれる。
「計算ミスで死ぬ」なんてダサい真似はするなよ。


300万溶かしてわかった「固定ロット」の心理的罠
ここまで読んでも、まだこう思う奴がいるかもしれない。
「すごい理屈だけど、毎回計算するの面倒くさくね?」
わかるよ。その気持ち。
俺もそうだった。300万溶かす前の俺は、計算が面倒で、思考停止して「まあ、いつもの10万通貨でいいだろ」と注文を出していた。
「面倒くささ」という悪魔
人間は、脳のエネルギーを使いたくない生き物だ。
「ATRを見て、電卓を叩いて、ロットを入力し直す」
この数秒の手間を惜しむ。
だがな、その「怠慢(たいまん)」の代償として、俺は300万円を払ったんだ。
1回の計算の手間なんて、数秒だ。時給に換算してみろ。
その数秒を惜しんで数十万、数百万を失うのと、どっちが「面倒」なことになる?
恐怖の麻痺(ゆでガエル)
固定ロットに慣れると、もう一つの弊害がある。
「相場の変化に鈍感になる」ことだ。
毎日同じロットで張っていると、今日の相場が普段よりどれくらい危険かを感じ取るセンサーが麻痺してくる。
気づいた時には、ボラティリティが極限まで高まった相場で、無防備な裸のまま立っていることになる。
「面倒だから」で死ぬな。
計算しろ。それがトレーダーの仕事だ。
DMM FX PLUSで「プロの張板」を再現する手順
「でもコリンさん、やっぱり計算は面倒だし、モタモタしてたらチャンス逃しそうです…」
安心しろ。今の時代、便利な道具がある。
俺が使っているDMM FX PLUSなら、このATRの確認から発注までを、呼吸するようにスムーズに行える。
その手順を教えるから、今すぐPCを開いてやってみろ。
手順1:ATRを一発表示させる
まずはチャートに「体温計」を表示させる。
- DMM FX PLUSのチャート画面を開く。
- 上部メニューの「テクニカル」をクリック。
- 「オシレーター」タブの中にある「ATR」にチェックを入れる。
- 設定期間は、ワイルダー推奨の「14」(デフォルト)でOKだ。
- 「追加」を押せば、チャートの下に折れ線グラフ(ATR)が出る。
これで準備完了だ。
エントリーする前、チラッと下を見るだけでいい。「今のATRは0.2か、じゃあ普段よりロットを積めるな」と一瞬で判断できる。
手順2:スピード注文パネルで微調整
DMM FX PLUSの「スピード注文パネル」は優秀だ。
真ん中にデカデカと「数量(Lot)」があるだろ?
ATRを見て、「今日は危険だ」と思ったら、ここの数字の「-(マイナス)」ボタンを連打してロットを下げる。
逆にチャンスなら増やす。
特筆すべきは、1000通貨単位(0.1Lot単位)で調整できる点だ。(※ミニ専用通貨を選ぶ 例:USM/JPYドル円) 多くの業者は1万通貨単位だが、DMMなら「0.5万通貨」や「1.2万通貨」といった、ATR計算に基づいた「精密なロット調整」が可能だ。
この微調整機能こそが、資金管理の要なんだよ。

「毎回電卓を叩くのが面倒」?
だからこそ、操作性の良いツールが必要なんだ。
DMMのUIなら、この調整作業がストレスなく、一連のルーティンとして組み込める。
👉DMM FX PLUSで「ATR」を表示して、適正ロットを知る(口座開設はこちら)
【応用】ATRは「損切り幅」の決定にも使える
ロット計算の話をしてきたが、ATRにはもう一つ、超重要な使い道がある。
それは「損切りラインの決定」だ。
お前、損切りラインを適当に「直近の安値のすぐ下」に置いていないか?
だから狩られるんだよ。相場には「ノイズ」があるからな。
ATRを使えば、そのノイズを回避できる。
2ATRルール(ケルトナーチャネルの応用)
プロがよく使うのが、「ATRの2倍」をバッファ(余裕)として持たせる方法だ。
計算式:
- 買いエントリーの場合: 損切り価格 = 現在価格 - (ATR × 2)
- 売りエントリーの場合: 損切り価格 = 現在価格 + (ATR × 2)
なぜ「2倍」なのか?
統計的に、価格が「ATRの2倍」以上逆行することは、単なるノイズではなく「トレンド転換」の可能性が高いからだ。
逆に言えば、ATRの2倍以内の動きは「誤差(ノイズ)」だ。
このルールを使えば、「損切りした瞬間に戻っていった(損切り貧乏)」というあの悔しい現象を、劇的に減らすことができる。
- ATRを見て損切り幅(距離)を決める。
- その幅と許容損失額(2万円)から、ロット数を逆算する。
これが完璧な資金管理の手順だ。
コリンからのアドバイス(記事内での補足)
「いちいち手計算するのが面倒な奴のために、エクセルに貼るだけの『魔法の呪文(数式)』を用意したぞ。 これをスマホのスプレッドシートに入れておけば、外出先でも3秒で適正ロットが出せる。 ツールを作って保存する。これも立派な『仕事』だ。」
【エクセル・スプレッドシート用】自動計算シートの作り方
エクセル(またはGoogleスプレッドシート)を新規作成し、以下の手順で入力してください。
手順1:1行目に「見出し」を作る
以下の文字を、A1セルから順に横に入力してください。
| A1 | B1 | C1 | D1 |
| 資金(円) | 許容リスク(%) | 現在のATR | 適正ロット数 |
手順2:2行目に「数値」を入れる
自分の状況に合わせて数字を入れます。(例:資金100万、リスク2%、ATR 0.50の場合)
| A2 | B2 | C2 | D2 |
| 1000000 | 2 | 0.50 | (ここに計算式) |
手順3:D2セルに以下の「計算式」をコピペする
この数式をコピーして、D2セルにそのまま貼り付けてください。
▼ クロス円(ドル円・ポンド円など)用
Excel
=ROUNDDOWN(((A2*(B2/100))/(C2*2))/10000, 2)
▼ ドルストレート(ユーロドルなど)用
※E2セルに「現在のドル円レート(例:150)」を入力してから使ってください。
Excel
=ROUNDDOWN(((A2*(B2/100))/(C2*2*E2))/10000, 2)
解説:この計算式でやっていること
A2*(B2/100): 資金に対する許容損失額(円)を計算。C2*2: ATRの2倍を損切り幅として設定(2ATRルール)。/10000: DMM FXなどの「1万通貨単位」に合わせるための調整(1000通貨単位の場合はここを1000にする)。ROUNDDOWN(..., 2): 小数点第2位まで表示し、それ以下を切り捨て(安全側に倒すため)。
よくある質問(Q&A):ATRポジションサイジングの疑問
ここで、読者からよく届く質問に答えておこう。
Q1. 計算している間に、エントリーチャンスを逃しませんか?
A. 逃してもいい。準備不足で戦場に出るな。
「計算していたらレートが動いてしまった!」…よくある話だ。
だが、それでいい。準備不足のまま飛び乗るリスクに比べれば、チャンスを見送る平和の方が何倍もマシだ。
それに、慣れれば計算なんて3秒でできる。
「資金2% ÷ 損切り幅」これだけの計算だ。スマホの電卓アプリを常に起動しておけ。
Q2. 資金が少ない(10万円以下)ですが、やるべきですか?
A. 当然だ。むしろ少額こそ必須だ。
資金が少ないと、どうしても「早く増やしたい」とハイレバになりがちだ。
だが、少額トレーダーこそ、1回のミスが致命傷になる。
DMM FX PLUSなら1000通貨単位(数千円の証拠金)から調整できる。
「資金10万円、リスク2000円」の設定で、ATRに合わせて「0.2万通貨」や「0.5万通貨」と刻むんだ。
この精密射撃ができるのが、少額口座の強みでもある。
Q3. ATRの時間足はどれを見ればいいですか?
A. お前がトレードする時間足だ。
デイトレードで5分足を使ってエントリーするなら、5分足や15分足のATRを見ろ。
スイングトレードで日足を見るなら、日足のATRだ。
自分が戦うフィールドの「波の高さ」を知る必要があるからな。迷ったら、一つ上の時間足(5分足トレーダーなら1時間足)のATRを見て、大きな環境認識をするのも有効だ。
まとめ:相場の波に合わせて、サーフボード(ロット)を変えろ
お疲れ!長い講義だったな。ついてこれたか?
最後に、今日の要点をまとめるぞ。
- 「固定ロット」は思考停止だ。 相場に合わせてリスクが勝手に変わる自殺行為だと知れ。
- ATRは相場の体温計。 嵐の日(ATR高)と凪の日(ATR低)を見極めろ。
- リスク(損失額)を固定しろ。 そのために、ATRを使ってロット(ポジション)を変動させるんだ。
- DMM FX PLUSを使え。 1000通貨単位の微調整とATRの一発表示が、お前の資金管理を支える。
相場という海は、俺たちがコントロールすることはできない。
明日が大嵐になるか、凪になるか、誰にもわからない。
だが、「自分が乗る船の大きさ(ロット)」だけは、俺たちが100%コントロールできる。
大波が来たら、小さな板(小ロット)で乗りこなす。
波が穏やかなら、大きな船(大ロット)でゆったり進む。
そうやって柔軟に形を変えられる奴だけが、この過酷な世界で生き残れるんだ。
「1ロット固定」なんて運ゲーは今日で卒業だ。
ATRという武器を装備して、これからは「事業」としてトレードに向き合え。
さて、これで「資金管理(守り)」の壁はかなり高くなったはずだ。 だが、まだプロになるには足りない技術がある。
次回は、「分割エントリー(建玉操作)」の極意だ。
「自信があるから全力買い!」…それが素人の思考だ。 プロは一発では仕留めない。「打診・本玉・増し玉」と、相場が自分に有利な展開になった時だけ、リスクを積み増していく。
一発エントリーのギャンブル性を排除し、勝つ時だけ大きく張る高等テクニック「ピラミッティング」を伝授する。
PC(DMM FX PLUS)の準備はいいか? ここからが本当の「プロの領域」だぜ。
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