※これは個人の体験談であり、投資助言ではありません。投資は自己責任で行ってください
よう。コリンだ。
お前、この全10回の講義を読み終えた今でも、「明日のドル円は上がるかな?下がるかな?」なんてカレンダーやニュースサイトを必死に見ていないか?
もしそうなら、残念だがお前はまだカジノの「客(養分)」のままだ。
はっきり言うぞ。
プロトレーダーは「予想」なんてしない。
俺たちがやっているのは、「確率の歪み」に資金を張り、万が一外れた時の損失を最小限に抑え、当たった時の利益を最大化する「経営」だ。
俺もかつては「予想」で勝とうとしていた。
勝率100%の聖杯を探し求め、資金管理を無視してフルレバで突っ込み、たった一度の暴落で300万円を瞬時に溶かした。
あの時の、胃が裏返るような吐き気。
天井を見つめて過ごした絶望の夜。 お前には、あんな思いはさせたくない。
今日で、第3章「資金管理・リスク管理編」は完結だ。
だが、これが本当の始まりだ。 これまでバラバラに授けてきた10個の武器を、一つの「不沈要塞(経営システム)」として組み上げる総決算を行う。
準備はいいか?
ここから先は、ギャンブラーの思考を捨てろ。
「経営者」の顔をしてついてこい。
【第1部:マインドセット】確率脳への書き換え(第1回~第3回)
まずは脳のOSを書き換える。 多くの負けトレーダーは「勝つこと(勝率)」に執着するが、それが破滅の入り口だ。
1. 勝率という「麻薬」を捨てろ(期待値)
「勝率90%の手法」と聞いて飛びつく奴は素人だ。 9回勝って1万円ずつ儲けても、最後の1回で10万円負けたらトータルはマイナスだ。これが「コツコツドカン」の正体だ。
第1回で話した「期待値(Expectancy)」を思い出せ。 重要なのは「何回勝つか」じゃない。「試行回数を重ねた時、手元にいくら残るか」だ。
- 勝率50%でも、リスクリワード1:2なら大富豪。
- 勝率90%でも、リスクリワード10:1なら破産。
この計算式が脳に焼き付いていないなら、トレードをする資格はない。

2. お前の「余命」を計算しろ(バルサラの破産確率)
「なんとなく大丈夫だろう」 その根拠のない自信が、お前を殺す。
ナウザー・バルサラという数学者が導き出した「破産確率表」は、お前のトレードスタイルの「死亡診断書」だ。 勝率50%、リスクリワード1、リスク資金10%でトレードした場合、破産確率は「ほぼ100%」だ。 つまり、今のまま続ければ「確実に死ぬ」と数学が宣告しているんだ。
死にたくなければ、リスクを下げるか、勝率を上げるか、リワードを伸ばすか。
数字をいじって「破産確率1%以下」にするしかない。
3. 教科書を鵜呑みにするな(2%ルールの罠)
「資金の2%以内の損失に抑えましょう」 これは正しい。
だが、資金10万円の初心者がこれをやると、損切り幅が狭すぎて「損切り貧乏」になる。
第3章では、資金規模に応じた「生存コスト」の考え方を伝えた。 少額のうちは多少リスクをとってでも種銭を増やし、資金が増えたら2%以下に絞る。
自分のフェーズに合わせたルール設定が必要だ。
【第2部:守りの数学】死なないための計算式(第4回~第6回)
マインドが整ったら、次は具体的な「ロット管理」の技術だ。 ここが適当だと、どんなに良い手法でも自滅する。
4. 「死の計算式」を直視せよ(リスクリワード)
50%の資金を失ったら、元に戻すには何%の利益が必要か? 50%じゃない。
「100%(2倍)」だ。
一度の深手は、リカバリーの難易度を幾何級数的に跳ね上げる。
だからこそ、第4回で解説した「リスクリワード比率」の固定が重要になる。
「損小利大」はお題目じゃない。数学的な生存条件なんだ。

5. 感情でロットを決めるな(ポジションサイジング)
「自信があるから5ロット」「怖いから1ロット」 …アホか。
お前の感情なんて相場には関係ない。
プロは「ボラティリティ(変動幅)」でロットを決める。 第5回で紹介した「ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)」を使え。
- 値動きが激しい時 → ロットを落とす
- 値動きが静かな時 → ロットを上げる
これにより、どんな相場状況でも「負けた時の金額」を一定に保つことができる。
これがプロの張板(ポジションサイジング)だ。
6. 全力買いはギャンブルだ(分割エントリー)
「ここで反発するはずだ! 全力ロング!」 それが外れたら即死だ。
第6回では、「打診・本玉・増し玉」という分割エントリー(ピラミッティング)の技術を教えた。
- 打診(試し玉): 偵察部隊を送る。
- 本玉(追加): 予想通り動いたら主力を投入。
- 増し玉(追撃): さらに利益が乗ったらトドメを刺す。
有利な展開になった時だけリスクを増やす。
これなら、最初の打診が外れても軽傷で済む。
【第3部:攻めの技術】利益を残す出口戦略(第7回~第8回)
「エントリーは芸術、イグジットは科学」と言われる。 利益を確定させる技術こそが、口座残高を増やす鍵だ。
7. 欲を捨て、半分残せ(利確の技術)
「まだ伸びるかも…」と欲張って建値に戻ってきた経験、あるだろう? 逆に「チキン利食い」して、その後の爆益を取り逃がした悔しさも。
その両方を解決するのが「分割決済」だ。
目標レートで半分利確し、残りは建値にストップを置いて伸ばす。
これで「手元の利益」と「夢」の両方を追える。メンタルが最強に安定する技術だ。
8. その分散、意味あるか?(相関リスク)
「ドル円ロングとユーロドルショートを持ってるから分散できてる!」
…いいえ、それは「ドル全力買い」です。
第8回では、通貨ペア同士の「相関関係(Correlation)」を解剖した。
相関係数が高いペアを同方向に持つのは、リスクを倍にしているのと同じだ。
DMM FX PLUSの「比較チャート」を使って、見えない糸(相関)を可視化しろ。
「隠れフルレバ」で死にたくなければな。

【第4部:永続化システム】ビジネスとして回す(第9回~第10回)
最後は、この「トレード事業」を長く続けるための仕組み作りだ。
9. 記憶を信じるな、記録を信じろ(トレード日誌)
「なぜ負けたか」を忘れる奴は、また同じ負け方をする。
人間の脳は、都合の悪い記憶を消去するようにできているからだ(認知バイアス)。
だから、「トレード日誌」という決算書が必要なんだ。
感想文はいらない。
- エントリー根拠
- 決済理由
- 感情の状態 これらをデータとして残し、週末に「一人監査会(PDCA)」を行う。
DMMの「取引通信簿」を使えば、勝手にグラフ化してくれるから言い訳は無用だ。
10. ATMから引き出して「勝ち」だ(出金のルール)
画面上の数字が増えてニヤニヤするな。
それはまだ「電子データ」だ。
複利運用で雪だるま式に増やす夢を見るな。
雪だるまは、太陽(暴落)が出れば一瞬で溶ける。
俺の鉄則は「単利運用 + 定期出金」だ。
稼いだ金を銀行口座に移し、家族と美味いものを食べ、旅行に行く。
そうやって「リアルな生活」を豊かにして初めて、お前は相場に勝ったことになる。
【実録】全10の武器を繋げると、トレードはこうなる
「理屈はわかった。で、実際どうやるんだ?」
そんな声が聞こえてきそうだ。
よし、俺が実際にやっている「資金管理フルコース」のトレード全工程を見せてやる。
第1回から第10回までの知識が、現場でどうリンクするか確認しろ。
1. 準備フェーズ(朝)
- 環境認識: DMMの「比較チャート(第8回)」を見る。ドル円は上昇中だが、ユーロドルも上昇中。相関が崩れている。無理に触らない。
- 資金確認: 今月の残高は100万円。「2%ルール(第3回)」により、許容損失額は2万円までと設定。
2. エントリーフェーズ(16時・欧州初動)
- チャンス到来: ポンド円がレンジブレイク。
- リスク計算: 損切り幅は20pips。許容損失2万円なので、「ポジションサイジング(第5回)」計算により、ロットは「10万通貨」に決定。
- 打診買い: いきなり10万通貨はいかない。まずは3万通貨を「打診エントリー(第6回)」。
3. 保有フェーズ(18時)
- 増し玉: 予想通り上昇。含み益が乗ったので、残りの7万通貨を投入(ピラミッティング)。
- メンタル: 金額が動くが動じない。なぜなら、逆行しても損失は限定的だと「バルサラの表(第2回)」で知っているからだ。
4. 決済フェーズ(21時・NY前)
- 目標到達: レジスタンスラインに到達。欲張らずに半分の5万通貨を「分割決済(第7回)」。手元に利益を確保。
- 残り: 建値にストップを移動し、ノーリスクで伸ばす。これが「リスクリワード(第4回)」を改善する秘訣だ。
5. 事後処理フェーズ(週末)
- 監査: 「トレード日誌(第9回)」に記録。DMMの取引通信簿で、今週のプロフィットファクターを確認。
- 出金: 利益が出たので、「週末全額出金(第10回)」。ATMで引き出し、家族と焼肉へ。
どうだ?
これが「経営」だ。
チャートのアップダウンに一喜一憂している暇なんてない。
淡々とルールを執行し、利益を工場のライン作業のように生産する。
この境地に達した時、お前は「勝ったり負けたり」の世界から抜け出しているはずだ。
【緊急外来】資金管理ができない「重症患者」へのQ&A
「コリンさん、理屈は完璧に理解しました。
でも、いざチャートを前にするとルールを破ってしまうんです…」
そんなお前のために、よくある「資金管理の病」に対する処方箋を出しておく。
Q1. 負けるとカッとなって、倍プッシュ(リベンジトレード)してしまいます。
A. 「3連敗したらPCの電源を抜く」という物理強制ルールを作れ。
人間、頭に血が上っている時にIQはチンパンジー以下になる。そんな状態で計算なんてできるわけがない。
だから、意思の力に頼るな。
「1日3連敗したら、強制終了」。
これを破ったら、罰として翌日はトレード禁止だ。ルールを破った自分を許すと、その甘さが将来の破産を招くぞ。
Q2. 資金が少なすぎて、単利だと増える気がしません。
A. 増やすな。「種を蒔く」時期だと思え。
農業で言えば、今はまだ土を耕している段階だ。いきなり収穫しようとするな。
10万円を単利で回して、月1万円しか増えなくてもいい。
重要なのは「月利10%を出せる技術」を身につけることだ。
その技術さえあれば、将来資金が1000万円になった時、同じことをするだけで月100万円になる。
今は金額を見るな。「技術」を見ろ。
Q3. 計算が面倒くさくて、つい適当なロットで入ってしまいます。
A. それはトレーダー失格だ。今すぐ引退しろ。
厳しいことを言うようだが、「計算が面倒」というのは「命綱を結ぶのが面倒だから、そのままバンジージャンプします」と言っているのと同じだ。
死にたいのか?
面倒ならツールを使え。DMM FX PLUSなら、注文画面で自動計算してくれる。
文明の利器を使ってなお「面倒」と言うなら、お前は相場に向いていない。
【総括】DMM FX PLUSが「資金管理」に最強な理由
ここまで読んだお前ならわかるはずだ。 資金管理とは「気合い」や「根性」でやるもんじゃない。 「物理的な環境(ツール)」で強制的に実行するものだ。
俺がDMM FXを推す理由は、この「経営システム」を回す機能がすべて揃っているからだ。
- 取引通信簿: 自分の「悪い癖(負けパターン)」をAIのように分析し、グラフで見せてくれる。日誌の手間が激減する。
- 比較チャート: 相関リスクを一瞬で見抜き、無駄なポジションを持つのを防いでくれる。
- スピード出金・リアルタイム出金: 利益を「あぶく銭」から「資産」に変えるスピードが早い。これがメンタルを守る。
スマホアプリでポチポチやるのもいいが、本気で「経営」するならPCツールは必須だ。 道具にこだわれ。
弘法は筆を選ぶんだよ。
👉コリンが愛用する「経営ツール」。DMM FXで自分のトレードを監査する

【保存版】エントリー前に読み上げる「生存確認リスト」
PCのモニターの横に貼っておけ。
エントリーボタンを押す震える指を止めるための、最後の砦だ。
□ マインドセット
- [ ] 今のトレードの「期待値」はプラスか?(なんとなくではないか?)
- [ ] この1回で「一発逆転」を狙っていないか?
□ ロット管理
- [ ] 損切りになった時の損失額は「資金の2%以内」か?
- [ ] ボラティリティ(ATR)に合わせてロットを調整したか?
- [ ] いきなりフルレバで「全力エントリー」していないか?
□ 出口戦略
- [ ] リスクリワードは「1:2以上」が見込める場所か?
- [ ] 相関関係は崩れていないか?(逆相関ペアを両持ちしていないか?)
- [ ] 「分割決済」のポイントは決めているか?
□ アフターフォロー
- [ ] そのトレードを「日誌」に残す覚悟はあるか?
- [ ] 利益が出たら「出金」する準備はできているか?
全てにチェックが入らないなら、そのクリックは「自殺」だ。
まとめ:盾を持った者だけが、剣を握る資格がある
第3章、ついてきてくれてありがとう。
ここで渡したのは、相場という戦場で生き残るための「最強の盾(資金管理)」だ。
この盾を持たずに戦場に出る奴は、どんなに立派な剣(手法)を持っていても、流れ弾一発で死ぬ。
だが、今の鉄壁の守りを知ったお前なら、致命傷を避けて生き延びることができるはずだ。
さて、守りの準備は整った。
次回から、いよいよお前たちが待ち望んでいた「攻めの技術」に入る。
…と言いたいところだが、焦るな。
いきなり新しい武器を渡しても、使いこなせずに足を切るのがオチだ。
次は、第1章からここまでの全てを振り返る「グランドフィナーレ(総集編)」を行う。
そしてその先…。 いよいよ新章、シーズン4「トレード鑑識班(テクニカル分析)」が幕を開ける。
ただの教科書的な解説じゃない。
実際のチャートで起きた「殺人事件(ロスカット)」を徹底的に解剖し、「なぜ死んだのか?」「どうすれば助かったのか?」をDMM FX PLUSを使って暴く。
準備はいいか?
ここからは座学じゃない。
「現場検証」だ。













