※これは個人の体験談であり、投資助言ではありません。投資は自己責任で行ってください
よう。コリンだ。
今回の現場は、月に一度、世界中のトレーダーが熱狂し、そして死体となって積み上がるお祭り騒ぎ。
そう、「米雇用統計(NFP)」の発表現場だ。
お前も経験があるだろう?
第一金曜日の夜21時29分。
「今回は上だ! 雇用者数は予想を超えているはずだ!」
一発逆転を夢見て、ハイレバでロングを仕込む。
心臓の鼓動が聞こえる。マウスを握る手が汗ばむ。
そして21時30分00秒。
「ドカン!」という音と共にチャートが上に飛んだ……ように見えた瞬間、画面がフリーズ(心停止)する。 「え? どっち? 上だよな?」
数秒後、再び動き出したチャートは、遥か下で推移している。
そしてスマホには無慈悲な通知。
「強制ロスカットされました」
「ふざけんな! 逆指値入れてたのに!」
履歴を見ると、設定した場所より遥か不利な価格で決済されている。
スリッページ(滑り)だ。
お前は「運が悪かった」と思っているかもしれない。
だが、鑑識班の俺から言わせれば、それは運じゃない。
「必然の事故」だ。
お前は相場と戦ったんじゃない。
「流動性の枯渇」という、自然災害の爆心地に生身で突っ込んだんだよ。
今日は、この「経済指標」という名の事故現場を徹底的に検証する。 なぜスプレッドは20倍に開くのか? なぜ注文は滑るのか?
そして、なぜプロは「見学」を決め込むのか?
このレポートを読み終わる頃には、お前は二度と指標トレードなんていう「爆弾処理」には手を出さなくなるはずだ。 捜査を開始する。
【検視報告】死因は「スプレッド拡大」による出血多量
まず、遺体(お前の口座)の検視結果だ。 死因は、急激な値動きによる即死ではない。
「スプレッド拡大」による出血多量死だ。
凶器の正体:スプレッド20倍の衝撃
普段、ドル円のスプレッドは「0.2pips」程度だ。
これは「無風」の状態だ。
だが、指標発表の瞬間(爆発時)、この数値はどうなる?
一瞬で「5.0pips」、酷い業者なら「10.0pips」以上に拡大する。 平常時の25倍〜50倍だ。
これはどういうことか分かるか?
エントリーボタンを押した瞬間、お前は「-10pips(含み損)」からのスタートを強いられるということだ。 デイトレードで10pipsを抜くのがどれだけ大変か知っているだろう? それを、入場料として払わされるんだ。 この時点で、お前の勝率は数学的に「ほぼゼロ」に等しい。
スリッページ(滑り)という不可抗力
「逆指値(損切り)を置いておけば安心」だと思ったか? 甘い。指標発表時の真空地帯では、逆指値は「成行注文」に変換される。
- お前の指定: 145.00円で損切りしたい。
- 爆発: 145.00円の注文板が一瞬で消滅。
- 約定: 次に値段がついたのは144.50円。
結果、想定の数倍の損失を被る。
これを「スリッページ(Slippage)」と呼ぶ。
これはシステムのエラーじゃない。市場の構造上、避けられない「物理現象」だ。
公的機関からの警告: 金融先物取引業協会や日本銀行も、重要指標発表時や早朝などの「流動性が低下している局面」での取引リスクについて、繰り返し注意喚起を行っている。 「業者が悪い」と叫ぶ前に、リスクの高い場所に近づいた自分の非を認めろ。

【現場検証】なぜチャートは「心停止(フリーズ)」するのか?
「なんで大事な時に固まるんだよ!」と怒る前に、チャートの裏側(インターバンク市場)で何が起きているかを知れ。
舞台裏のドキュメント
FXのレートは、世界中の銀行(プライスプロバイダー)が提示している。
普段は、彼らが豊富な資金で売り買いの注文を受けてくれているから、俺たちはスムーズに取引できる。
だが、雇用統計の発表直前、銀行のディーラーたちはどうするか? **「全員、逃げる」**んだ。
- 銀行の逃亡
- 「どっちに動くかわからないギャンブルに付き合ってられるか」と、銀行はレートの提示を止めるか、極端に悪いレート(広げたスプレッド)しか出さなくなる。
- 流動性の蒸発
- 市場から注文板が消える。
- これを「真空状態(Vacuum)」と呼ぶ。
- AIの暴走
- 人間がいなくなった市場で、ニュースヘッドラインを読み込む「HFT(高頻度取引アルゴリズム)」だけが反応する。
- 板がないスカスカの場所でAIが殴り合うため、価格はワープ(窓開け)するように飛び跳ねる。
これが「チャート心停止」の正体だ。
プロのディーラーですら「触りたくない」と逃げ出す時間に、個人トレーダーがスマホ一つで挑んで勝てるわけがないだろう?
それは勇敢なんじゃない。
無知なだけだ。

【再現VTR】その時、現場で何が起きたのか? 21:30の「1分間」完全記録
被害者の証言とサーバーログを基に、事故発生時の「魔の1分間」を秒単位で再現した。
これを読んでも、お前はまだクリックする勇気があるか?
- 21:29:50(直前)
- スプレッドが徐々に拡大し始める。0.2pips → 1.5pips。
- 「嵐の前の静けさ」。チャートの動きがピタリと止まる。ディーラーたちが手を引いた合図だ。
- 21:30:00(発表)
- 【爆発】 画面上のレートが一瞬で消える。
- スプレッドが最大化。15.0pips(平常時の75倍)を記録。
- チャートが上方向に長い陽線を形成……したかに見えた。
- 21:30:03(パニック)
- 「よし、買いだ!」と成行注文をクリック。
- 【悲劇】 「約定拒否(Requote)」または「通信中」のマークが回り続ける。
- この3秒間、お前の注文は宇宙を彷徨っている。
- 21:30:08(着弾)
- 注文が約定。だが、場所はクリックした位置より20pipsも高い天井。
- その瞬間、AIの「事実売り」アルゴリズムが発動し、価格は垂直落下を開始。
- 21:30:30(死亡)
- 価格は発表前の水準を割り込み、全戻し完了。
- お前の口座残高には、天井ロングの含み損だけが残る。
これが、毎月繰り返されている「処刑」のリアルだ。
人間の反射神経が、光速のアルゴリズムと通信遅延に勝てるわけがないんだよ。
【生存戦略】「見学」こそが最高の日給稼ぎ
では、どうすればいいのか? 正解は一つしかない。
「見学」だ。
コリンの鉄則:21:00には完全撤退
俺は雇用統計の日、21:00には全てのポジションを決済し、ノーポジションにする。
そして21:30には、PCの前でお菓子とコーヒーを用意して座る。
トレードはしない。
「観戦」するんだ。
「うわ、すげー飛んだ!」「あ、全戻ししたw 飛び乗った奴死んだなw」
こうやって高みの見物を決め込む。
この「ノーリスクで相場のドラマを楽しむ時間」こそが、トレーダーの特権だ。
観戦のポイント
ただボケーっと見るんじゃない。鑑識眼を養え。
- 初動のダマシ(Fakeout)
- 発表直後、上にドーンと行ってから、数分後に全戻しして下落するパターン。
- 「指標の結果が良かったのに下がる」という”織り込み済み“の動きを体感しろ。
- スプレッドの収束時間
- 爆風(スプレッド拡大)がいつ収まるか計測しろ。
- 通常は5分〜10分程度だ。
- ここが収まるまでは、戦場には誰もいないと思え。
「参加しない」という優位性
「稼ぐチャンスを逃した」と思うか?
逆だ。
お前は今、「市場の9割の人間がスプレッドと往復ビンタで資産を減らしている時間」に、資産を1円も減らさずに生き残ったんだ。
相対的に、お前は勝者だ。
「待つ」という行為は、立派なトレード技術なんだよ。
【捜査道具】DMM FX PLUSを「高性能レーダー」として配備せよ
爆心地には行くなと言ったが、情報は必要だ。 安全なシェルター(ノーポジ)の中から、ドローン(ツール)を使って戦況を把握しろ。
俺がDMM FX PLUSを捜査本部として使うのは、この「情報収集能力」にある。
1. 経済指標カレンダーで「★3つ」を警戒せよ
DMMの指標カレンダーは、重要度が「★(星)」で表示される。
★3つの指標(雇用統計、CPI、FOMCなど)は、全て「退避命令」だ。
カレンダーを見て「今日は21:30に爆破予告があるな」と知っておくだけで、事故死は防げる。
2. リアルタイムニュースで「答え合わせ」
発表された数字(結果)を最速で知りたいなら、DMMのニュースフィードだ。
「非農業部門雇用者数:予想+18万人 結果+25万人」 この数字を見て、「なぜチャートが上がったのか(下がったのか)」の答え合わせをする。
これこそが、生きた経済の勉強だ。
3. チャートの堅牢性
激しい値動きの時、某海外業者のサーバーはダウンしたり、チャートが止まったりすることがある。 その点、DMMのような国内大手はサーバーが強い。
「事故現場」をフリーズせずに映し出してくれるモニターとして、これほど優秀なものはない。

👉優秀な捜査官は、爆弾を手で触らない。DMMで安全圏から情報を抜く(口座開設)
【Q&A】現場からのタレコミ(読者の疑問)
Q1. 両建てしておけば、どっちに動いても勝てませんか?
A. 「両建て」は「両方死ぬ」の略語だ。
発表の瞬間、スプレッドが上下にガバッと開く。
その結果、買いポジションも売りポジションも、一瞬で両方とも損切りラインに触れることがある。
これを「往復ビンタ」どころか「自爆」という。
指標時の両建ては、スプレッドという名の悪魔に金を貢ぐ行為だ。絶対にやるな。
Q2. 指標発表後の「戻り」を狙うのはアリですか?
A. アリだが、防護服(スプレッド確認)を忘れるな。
初動のパニックが落ち着いた後(発表から15分〜30分後)、チャートがテクニカルに従って動き出す瞬間がある。 そこを狙うのは有効だ。
ただし、必ず「スプレッドが通常に戻っていること」を確認してからだ。
まだ爆風が吹いているのに外に出れば、スプレッド負けするぞ。
Q3. 雇用統計以外で危険な指標はありますか?
A. 以下の3つは「S級危険物」だ。
- 米CPI(消費者物価指数): インフレ関連の指標。最近は雇用統計以上に動くこともある。
- FOMC(政策金利発表): パウエル議長の発言一つで乱高下する。寝てたほうがいい。
- 日銀会合・介入: 日本の介入警戒感がある時は、円絡みは触るな。
【緊急救命】万が一、爆風に巻き込まれた時の「トリアージ(選別)」
もしお前が、この記事を読む前にポジションを持っていて、すでに被弾していたらどうする?
パニックで思考停止するのが一番危ない。
今すぐ以下の手順で「止血」しろ。
1. お祈りトレードは即・切断
「戻ってくるはずだ…」と神に祈るな。指標時のトレンドは一方通行になりやすい。
含み損が許容範囲を超えていたら、スプレッドが少し(3〜5pips程度に)落ち着いた瞬間を狙って、成行で切れ。
躊躇すれば、傷口は壊死するまで広がる。
2. 「ナンピン」は毒薬だ
含み損を平均化しようとしてナンピン(追加エントリー)をする奴がいるが、それは「火災現場にガソリンを撒く」行為だ。
ボラティリティが高い相場でナンピンをすれば、証拠金維持率は一瞬で枯渇し、強制ロスカット(即死)までの時間を早めるだけだ。
絶対にやるな。
3. PCを閉じて寝ろ
損切りした後、すぐに「取り返そう」としてドテン(反対売買)をするな。
一度リズムを崩したお前は、冷静な判断ができていない。
今日はもう「負け」でいい。
「明日、生き残っていること」。それだけが、今日の唯一の勝利条件だ。
【極秘資料】指標トレードで散った男の「遺言(失敗談)」
最後に、俺の古い友人(仮名:B君)の話をしよう。
彼は手取り25万のサラリーマンだった。
ある日の雇用統計、「今回は絶対に上がる!」というインフルエンサーの情報を信じ、ハイレバでロングした。
21:30、結果は予想以上の好数値。
「勝った!」と思った瞬間、チャートはなぜか大暴落した。
「事実売り(Sell the Fact)」だ。
良い結果が出ることを市場はすでに織り込んでいて、発表と同時に利確売りが出たんだ。
B君はパニックになり、損切りできなかった。
「戻るはずだ、指標は良かったんだから!」 祈りは届かず、強制ロスカット。
給料1ヶ月分が1分で消えた。
その後、彼はどうしたと思う?
「取り返そう」として、さらに金を入金し、ボラティリティが高まったチャートに往復ビンタされ続け、ボーナスまで溶かした。
これが「追撃死」だ。 指標トレードで負けると、金だけでなく「メンタル(冷静さ)」まで破壊される。
一度壊れたメンタルは、そう簡単には戻らない。
【深掘り】なぜ「良い結果」なのに「暴落」するのか?(ファンダメンタルズの罠)
B君の死因である「事実売り」。これについてもう少し詳しく解説しておこう。
初心者は「数字が良ければ上がる、悪ければ下がる」と単純に考える。
だが、相場はそんなに単純じゃない。
「織り込み済み」という魔物
相場は常に「未来」を織り込んで動いている。
もし市場参加者の多くが「今回は良い数字が出るだろう」と予想していたら、発表前からすでにドルは買われている。
- 発表前: 期待で買われる(Buy the Rumor)。
- 発表時: 予想通りの良い数字が出る。
- 発表直後: 「よし、予想通りだ。利益確定しよう」と一斉に売られる(Sell the Fact)。
結果、チャートは暴落する。
後からニュースで「好結果だったのになぜ?」と解説されるが、死んだお前には関係ない話だ。
指標トレードは、数字を当てるゲームじゃない。
「市場の期待値とのギャップ」を当てる高度な心理戦だ。 素人が参加していい場所じゃないんだよ。

まとめ:勇気ある撤退を
今回の現場検証をまとめる。
- 死因: スプレッド拡大とスリッページによる事故死。
- 教訓: 指標トレードは「投資」ではなく「丁半博打」。
- 対策: 21:00にはノーポジにして、DMMでニュースを見ながらポップコーンを食う。
「戦わないこと」は、弱さじゃない。
「無駄な死を避ける」という、最強の生存戦略だ。
生き残っていれば、チャンスは明日また必ず来る。
さて、次回の捜査対象は「窓埋めの真実」だ。
「開いた窓は必ず閉まる」 そんな都合のいい都市伝説を信じて、月曜の朝イチから思考停止でエントリーしていないか? それはトレードじゃない。
ただの「丁半博打」だ。
窓埋めを狙って逆張りし、そのまま埋まることのない強力なトレンドに轢き殺された「月曜朝の変死体(失敗集)」を公開する。
なぜ窓は埋まらないことがあるのか? そのメカニズムを解明してやる。
捜査は続く。現場からは以上だ。
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