※これは個人の体験談であり、投資助言ではありません。投資は自己責任で行ってください
よう。コリンだ。
今回の現場は、月曜日の朝7時。 多くのトレーダーが寝ぼけた目をこすりながらチャートを開き、そして悲鳴を上げる時間帯だ。
「うわ、めっちゃ窓開いてるじゃん!」
チャートには、金曜日の終値と月曜日の始値の間に、ぽっかりと空いた巨大な空白(ギャップ)。 それを見た瞬間、お前の脳内にはあの有名な格言が響く。
「開いた窓は、必ず埋まる」
「ラッキー! 窓埋め方向にエントリーするだけで爆益確定だ!」 そう確信して、お前はショート(またはロング)を打ち込む。
だが数時間後。 価格は窓を埋めるどころか、さらに窓と同じ方向へ加速していく。 「え? なんで埋まらないの? 話が違うじゃん!」
そう叫んでいる間に、お前のポジションは含み損で膨れ上がり、昼頃には強制ロスカット(即死)だ。 お前は「トレンドの始発駅」で、線路に寝転がって轢かれたんだよ。
今日は、このFX界に蔓延する最大級の都市伝説、「窓埋め神話」を徹底的に解剖する。 なぜ窓は埋まらないことがあるのか? なぜプロは、窓が開いた瞬間に「埋めない」と判断できるのか?
このレポートを読めば、月曜朝の自殺行為をやめ、逆に「埋まらない窓」を利用してトレンドに乗る鑑識眼が手に入るはずだ。 捜査を開始する。
- 【検視報告】死因は「ブレイクアウェイ・ギャップ」の見落とし
- 【特別手配】脱出不可能な監獄「アイランド・リバーサル」の恐怖
- 【現場検証】なぜ月曜の朝は「無法地帯」なのか?
- 【プロファイリング】窓の「動機(理由)」を探れ
- 【極秘任務】犯人(トレンド)の逃走車に飛び乗る「順張りエントリー」術
- 【捜査道具】DMM FX PLUSで「犯行の動機(ニュース)」を特定せよ
- 【証拠偽造】その窓は「偽物」かもしれない。業者レートの罠
- 【古典捜査】江戸時代の相場師も知っていた。「三空」に飛び込むな
- 【Q&A】現場からのタレコミ(読者の疑問)
- 【現場百回】月曜朝7:00、現場に入る前の「生存チェックリスト」
- まとめ:都市伝説を信じるな、事実を信じろ
【検視報告】死因は「ブレイクアウェイ・ギャップ」の見落とし
まず、遺体(お前の口座)の検視結果だ。
死因は、窓の種類を見誤ったことによる「逆張り特攻死」だ。
お前は「窓=すべて同じ」だと思っていないか?
甘い。
鑑識の世界では、窓は以下の4種類に分類される。
お前を殺したのは、その中でも最も凶悪な「2番目の奴」だ。
1. コモン・ギャップ(Common Gap):埋まる窓
- 特徴: レンジ相場の中で発生する小さな窓。特に意味はない。
- 挙動: すぐに埋まる。お前が好きな「窓埋めトレード」が通用するのはこれだけだ。
2. ブレイクアウェイ・ギャップ(Breakaway Gap):埋まらない窓【殺人犯】
- 特徴: レンジや保ち合いを、強力な勢いでブレイクした時に発生する窓。
- 挙動: 埋まらない。 むしろ、そこから新しいトレンドがスタートする「号砲」だ。
- 現場検証: 週末に「戦争勃発」「選挙での政権交代」「中央銀行のサプライズ」など、構造を変えるファンダメンタルズが発生した時に現れる。
3. ランナウェイ・ギャップ(Runaway Gap):加速する窓
- 特徴: トレンドの途中で、さらに勢いが増した時に発生する。
- 挙動: トレンド継続のサイン。ここでの逆張りは、高速道路で逆走するようなものだ。
4. エグゾースション・ギャップ(Exhaustion Gap):力尽きる窓
- 特徴: トレンドの最後、最後の力を振り絞って開く窓。
- 挙動: ここで初めてトレンドが反転し、埋まる可能性が出てくる。
お前は、「これからトレンドが始まる合図(ブレイクアウェイ)」に対して、「レンジに戻るだろう(コモン)」という間違った認識で逆張りを仕掛けた。
だから死んだんだ。
犯人の顔(窓の種類)を見極めずに手錠をかけようとする刑事は、逆に撃たれて終わりだ。

【特別手配】脱出不可能な監獄「アイランド・リバーサル」の恐怖
窓には、もう一つ。
遭遇したら「即死」確定の、極めて凶悪なパターンが存在する。
その名は「アイランド・リバーサル(離れ小島)」だ。
犯行の手口(完全な隔離)
- 上昇の窓: 上昇トレンド中、大きく窓を開けて価格が上昇する(ブレイクアウェイ)。
- 孤立: 高値圏でしばらく揉み合う(島ができる)。
- 下落の窓: 今度は下に窓を開けて暴落する。
この形が完成した時、何が起きているか分かるか?
「島(高値圏)」で買ったトレーダーたちは、逃げ道を完全に断たれたことになる。
上に窓を開けて入り、下に窓を開けて閉じ込められた。
損切りしようにも、価格はすでに遥か下だ。
心理状態の崩壊
島に取り残されたロンガーたちはパニックに陥る。
「戻ってきてくれ!」と祈るが、その窓は「エグゾースション(力尽きた窓)」と「ブレイクアウェイ(新しい下落の窓)」のコンボだ。
絶対に助けは来ない。
彼らが絶望して投げ売り(ロスカット)をするため、相場はさらに加速して暴落する。
チャートの天井や底で、ポツンと離れ小島のようなローソク足群を見つけたら、絶対に近づくな。
そこは、希望を断たれた囚人たちが眠る監獄だ。

【現場検証】なぜ月曜の朝は「無法地帯」なのか?
月曜の朝7時(夏時間は6時)。
この時間帯は、チャート上のラインだけでなく、「市場の環境」そのものが危険だ。
1. 流動性の罠(Liquidity Trap)
月曜の早朝、市場に参加しているのはオセアニア勢(ニュージーランド・オーストラリア)だけだ。 ロンドンやニューヨークの主役たちはまだ寝ている。 参加者が少ないということは、「板(注文)」が薄いということだ。
少額の注文でも価格が飛びやすく、テクニカル分析が効きにくい。
2. スプレッドの凶器
月曜オープン直後、スプレッドを見たことがあるか? 平常時の10倍〜20倍に開いていることもザラだ。
「窓埋めで20pips抜こう」と思っても、スプレッドで最初から-10pips背負わされる。
リスクリワードが崩壊しているんだよ。
3. 証拠:数年間埋まっていない窓
「いつかは埋まる」? ああ、いつかはな。
だが、それが3年後だったらお前は生きているか?
ユーロドルやポンドドルには、数年間埋まっていない「伝説の窓」が存在する。 相場の世界に「絶対」はない。都市伝説を信じてポジションを塩漬けにするのはやめろ。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)などの公的機関が提供する教育コンテンツでも、ギャップの種類やそれぞれの特徴について解説されている。したがって「窓=埋まる」という単純なルールは、プロの世界では通用しない。
公的な教育リソースとしては、CME Group の教育ページ(https://www.cmegroup.com/education)などが参考になる。
【プロファイリング】窓の「動機(理由)」を探れ
鑑識官にとって重要なのは、遺体(窓)の状況だけでなく、「なぜ犯行が行われたか(動機)」だ。 窓が開いた「理由」を知らずにトレードするのは、目隠し運転と同じだ。
週末のリスク(Weekend Risk)
為替市場が閉まっている土日に、世界は動いている。
- 戦争が始まった。
- 大統領選挙の結果が出た。
- G7で共同声明が出された。
これらの「サプライズ」が、月曜朝の窓を生む。
この時、市場参加者の心理はどうなっている?
「前の価格(金曜終値)に戻したい」なんて思っていない。
「新しい価格(月曜始値)を受け入れ、そこからさらに買いたい(売りたい)」と思っているんだ。
判断基準:コリンの捜査メモ
- 突発的な重大ニュース(戦争・災害):
- 判定:ブレイクアウェイ・ギャップ(埋まらない)
- 行動:窓と同じ方向に順張り。または見送り。逆張り厳禁。
- 単なる注文の偏り・誤発注:
- 判定:コモン・ギャップ(埋まるかも)
- 行動:ニュースがないのに窓が開いているなら、埋め狙いのスキャルピングは検討可。
結論:チャート(形)を見る前に、ニュース(事実)を見ろ。
【極秘任務】犯人(トレンド)の逃走車に飛び乗る「順張りエントリー」術
「窓埋めがダメなら、指をくわえて見ていろってことか?」
違う。
鑑識官なら、犯人が逃走(ブレイクアウェイ)したなら、すぐに追跡車両を出せ。
「埋まらない窓」に乗って、トレンドの初動を捉える手順を教える。
Step 1. 「初動の1時間」は静観せよ
月曜朝7:00〜8:00。ここは「騙し」の多い時間帯だ。
スプレッドも開いている。
まずは8:00(東京勢が起き出す時間)まで待て。
この1時間で、価格が窓を埋めようとせず、高値(または安値)を維持しているか確認する。
Step 2. 「実体」での確定を待つ
1時間足、または15分足のローソク足を見る。
窓が開いた方向(例えば上)に対し、陰線で窓を埋めようとする動きを否定し、陽線の実体で直近高値をブレイクした瞬間。
ここが追跡開始(エントリー)の合図だ。
Step 3. 損切りは「窓の半値」
もしエントリー後に逆行したら?
損切りラインは「窓の空白部分の50%(半値)」に置く。
ブレイクアウェイ・ギャップが本物なら、半値すら戻さずに飛んでいくはずだ。
半値まで戻ってくるようなら、それは「コモン・ギャップ(レンジ)」の可能性が高い。即撤退だ。
埋めるのを待つな。
「埋まらないこと」を確認して、背中に乗れ。
これがプロの窓トレードだ。

【捜査道具】DMM FX PLUSで「犯行の動機(ニュース)」を特定せよ
週末に何が起きたか? それを最速で知るのが鑑識の仕事だ。 俺が月曜の朝、チャートよりも先に開くのがDMM FX PLUSだ。
1. ニュースフィードで「窓の原因」を即座に特定
DMM FX PLUSは、時事通信やロイターなどの主要ニュースをリアルタイムで配信している。 月曜朝、アプリを開いてヘッドラインを見る。
「中東情勢の緊迫化を受け、原油高・ドル高でスタート」 こんなニュースが出ていたら、そのドル円の窓は「埋まらない窓」だと瞬時に判断できる。
2. 経済指標カレンダーで土日のイベントをカバー
土日に行われた選挙や要人発言の結果も、カレンダーやニュースで確認できる。
「なぜ飛んだのか」の裏付けが取れない限り、俺は現場(相場)には入らない。
3. 布団の中で戦略を練る
月曜の朝は眠い。
だが、DMMのスマホアプリなら、布団の中でニュースをチェックし、「今日は窓埋めを狙うべきか、トレンドに乗るべきか」を判断できる。
PCの前に座った時には、すでに捜査(分析)は終わっている状態にしておけ。

👉理由なき窓埋めはギャンブルだ。DMMで「裏付け」を取ってから現場に入れ(口座開設)
【証拠偽造】その窓は「偽物」かもしれない。業者レートの罠
捜査において最も危険なのは「偽の証拠」だ。
実は、FX業者によって「窓の開き方」が違うことを知っているか?
業者のサーバー時間とレート配信の差
月曜の朝、A社のチャートでは窓が開いているのに、B社のチャートでは窓が開いていない(または小さい)という現象が起きる。
これは、業者がレート配信を開始する時間(7:00か7:05か等)や、カバー先の銀行の違いによって生じる。
「偽の窓」で死ぬパターン
「お、窓が開いた!」と思ってエントリーしたら、実は他の業者では窓なんて開いておらず、単なる「配信レートの遅延やズレ」だった場合。
市場全体の総意ではないため、テクニカル分析など通用しない。
お前は幻影と戦って死ぬことになる。
だからこそ、信頼できる国内大手(DMM FX PLUS等)のチャートを使う必要がある。
流動性が高く、参加者が多い業者のチャートこそが、市場の「正解」に近い。
怪しい海外業者の、スプレッドがパカパカ開くチャートで窓分析なんてするなよ。
【古典捜査】江戸時代の相場師も知っていた。「三空」に飛び込むな
日本の相場には、江戸時代から伝わる伝説の捜査マニュアルがある。
「酒田五法」だ。
この中に、窓(空)に関する重要な警告がある。
「三空(さんく)踏み上げ」
強いトレンドが発生すると、窓が連続して開くことがある。
酒田五法では、「3回窓が開いたら(三空)、相場は行き過ぎである」と教える。
- 一空: まだ初動。乗ってもいい。
- 二空: 加速。まだ伸びる。
- 三空: 限界。そろそろ手仕舞え。
- 四空: 「死」。ここで飛び乗る奴はカモだ。
「窓は埋まらない(ブレイクアウェイ)」と言ったが、さすがに窓が3つも4つも連続すれば、相場は過熱(オーバーヒート)してガス欠になる。
そこからの「逆張り窓埋め」なら、勝機はある。
だが、最初の窓で逆張りするのは、まだ元気な犯人に手錠をかけにいくようなものだ。
犯人が息切れする(三空)のを待つ。それがデカの仕事だ。
【Q&A】現場からのタレコミ(読者の疑問)
Q1. それでも窓埋めしたいです。勝率は?
A. 条件を絞れば6割。だが割に合わない。
「ニュースがない」「スプレッドが落ち着いた後」「窓の幅が狭い」などの条件をクリアすれば、勝率は上がる。
だが、もし逆行した時(埋まらなかった時)の損失が無限大になるリスクがある。
「コツコツ勝って、ドカンと死ぬ」典型的な手法だ。俺は推奨しない。
Q2. 金曜日の終値で決済すべきですか?
A. プロは「スクエア(ノーポジ)」にする。
週またぎ(持ち越し)は、週末に何が起こるか分からない「ロシアンルーレット」だ。
月曜の朝、自分のポジションと逆方向に窓が開いたら、ロスカットすら間に合わず借金(追証)になるリスクもある。
金曜の夜は、すべてのポジションを閉じて、安眠を手に入れろ。
Q3. 窓埋めが完了した後はどうすれば?
A. 窓は「埋まった後」が面白い。
窓を完全に埋めた後、その価格帯が今度は「サポートライン(またはレジスタンスライン)」に変化することがある。 これを「ロールリバーサル(役割転換)」と呼ぶ。
窓埋め完了を確認してから、反発を狙ってエントリーする方が、遥かに安全で勝率が高い。
【現場百回】月曜朝7:00、現場に入る前の「生存チェックリスト」
最後に、俺が毎週月曜の朝、コーヒーを飲みながら必ず行っているルーティンを共有する。
このチェックを通過しない限り、エントリーボタンには触れない。
- ▢ニュース確認:
DMM FX PLUSで週末に「戦争」「選挙」「要人発言」がなかったか? - ▢窓の種類の特定:
これは「コモン(レンジ)」か? それとも「ブレイクアウェイ(トレンド)」か? - ▢スプレッド確認:
ドル円のスプレッドは正常値(0.2pips付近)に戻っているか? 5.0pipsなら見送り。 - ▢他社レートとの比較:
この窓はDMMだけでなく、TradingViewなどの全体チャートでも確認できる「本物の窓」か? - ▢8時まで待機:
東京勢が参入する8:00まで、ダマシの動きを静観したか?
この5つにチェックが入らないなら、布団に戻って二度寝しろ。
それが、お前の資産を守る一番の投資行動だ。
まとめ:都市伝説を信じるな、事実を信じろ
今回の現場検証をまとめる。
- 死因: 「窓は埋まる」という都市伝説を盲信した逆張り死。
- 真実: 強力なファンダメンタルズで開いた窓(ブレイクアウェイ)は埋まらない。
- 対策: 月曜朝はDMMでニュースを確認し、理由がなければ静観する。
「開いた窓は、新しい時代の幕開け(トレンド転換)かもしれない」 そう疑うことができれば、お前はもうカモじゃない。 立派な鑑識官だ。
さて、次回の捜査対象は、チャート上の見えない壁。
「キリ番(ラウンドナンバー)の攻防」だ。 100.00円や150.00円といった「キリの良い数字」に群がる大衆心理と、それを食い物にするプロの手口を暴く。
捜査は続く。現場からは以上だ。
👉コリンと共に「窓」の正体を見破る。DMM FX PLUS 公式サイト
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