※これは個人の体験談であり、投資助言ではありません。投資は自己責任で行ってください
よう。コリンだ。
今回の現場は、多くのトレーダーが「ここなら絶対に止まる」と信じて背を預け、そして背後から刺されて死んでいく「国境検問所(キリ番)」だ。
お前も経験があるだろう? ドル円が上昇し、ついに149.95円まで来た。 あと5pipsで、歴史的な大台150.00円だ。
「さすがに150円は一発じゃ抜けないだろ」 「日銀の介入警戒感もあるし、ここは鉄板の売り場だ」
お前は自信満々でショート(売り)を積み増す。
149.98… 149.99… 150.00タッチ。 よし、下がれ! と祈った次の瞬間。
価格は下がるどころか、まるで真空地帯に吸い込まれるように「ズドン!」と上に跳ねた。 150.10… 150.20… スマホの画面には、無慈悲な「強制ロスカット」の通知。
そして皮肉なことに、お前が死んだ直後、価格は149.80円まで戻っていった。
「なんでだよ! 結局下がるなら、なんで一回上に行ったんだよ!」
そう叫びたい気持ちは分かる。
だが、鑑識班の俺から言わせれば、それは不運じゃない。「必然の処刑」だ。
お前が見ていた「150.00円」という壁。
それは機関投資家からすれば、壁じゃない。
「ストップロス(損切り注文)という名の、美味しい果実が実る木(餌)」なんだよ。
今日は、この「ラウンドナンバー(キリ番)」周辺で繰り広げられる、血で血を洗う心理戦を解剖する。 なぜキリ番は一瞬だけブレイクするのか? 「見えない壁」の正体とは何か?
このレポートを読み終わる頃には、お前は二度と「150.00円で指値売り」なんていう思考停止の自殺行為をしなくなるはずだ。 捜査を開始する。
【検視報告】死因は「ストップ狩り」による爆死
まず、遺体(お前の口座)の検視結果だ。
死因は、キリ番周辺に仕掛けられた「ストップ狩り(Stop Hunting)」による爆死だ。
真犯人の正体:ヘッジファンドとAIアルゴリズム
お前を殺したのは、相場の世界を支配する大口投資家(クジラ)たちだ。 彼らは、お前のような個人トレーダー(カモ)がどこに損切りを置いているか、すべてお見通しだ。
犯行のメカニズム(オーダーフローの逆流)
現場で何が起きたのか、スローモーションで再生してやる。
- 集める(Setup)
- 150.00円の手前(149.80〜95あたり)で、個人投資家に「ここは売れるぞ」と思わせて、ショートポジションを大量に作らせる。
- この時、個人の損切り注文(逆指値)はどこに溜まる?
- そう、「150.00円のちょっと上(150.05〜15)」だ。
- 突く(Trigger)
- クジラたちは、150.00円という壁を崩すために、あえて大口の買い注文をぶつけてくる。
- 価格が150.01円をつけた瞬間、そこに溜まっていた大量の損切り注文(=買い戻し注文)が一斉に発動する。
- 爆発(Explosion)
- 「お前の損切り(買い)」が燃料となり、価格はロケットのように急騰する。
- これが「ブレイクアウト」の正体だ。
- クジラたちは、自分たちの力だけでなく、お前の損切りのパワーを利用して価格を吊り上げるんだ。
- 利食い(Profit Taking)
- 損切りを巻き込んで150.20円まで上がったところで、クジラたちは悠々と利益確定(売り)をする。
- 燃料が尽きた価格は、ストンと落ちて元の150.00円以下に戻る。
結果、チャートには「長い上ヒゲ」だけが残り、お前の死体だけが転がっている。 これがキリ番で起きる「強行突破テロ」の全貌だ。

【現場検証】ラウンドナンバーの「強度」を格付けする
一口に「キリ番」と言っても、全ての数字が同じ強度を持っているわけじゃない。
国境検問所にも、厳重な要塞と、ただのゲートだけの場所がある。
俺の捜査ノートにある「危険度ランク」を共有する。
ランクS:00番(Big Figure)
- 例: 150.00, 151.00, 1.1000
- 特徴
- 最強の心理的節目。 世界中のトレーダー、輸出入企業、そして中央銀行までもが注目している。
- ここには後述する「オプションバリア」が設置されやすく、防衛戦と突破戦が最も激化する場所だ。
- 弾かれる確率も高いが、破られた時の反動(オーバーシュート)も最大級になる。
ランクA:50番(Semi-Round)
- 例: 150.50, 149.50
- 特徴: 00番に次ぐ心理的節目。 ここは「トレンドの調整点」や「利食い目標」になりやすい。 壁というよりは「休憩所」に近い。ここを背にして逆張りするのは、00番ほど信頼度が高くない。
ランクB:20番と80番(Trap Zone)
- 例: 150.20, 149.80
- 特徴: ここは「壁」ではない。「トリガー」だ。
- 80番: ここを超えると、「お、次は00番に行くぞ」という磁力が働き、価格が吸い寄せられる。
- 20番: 00番を突破した後、この20番を超えて定着するかどうかが、本物のブレイクかダマシかの分水嶺になる。 プロのディーラーは「80抜けで買い、00手前で利食い」というスキャルピングを好む。
データ検証の冷酷な現実
俺は過去のドル円チャート(1時間足)で、100.00円から150.00円までの「00番」でのプライスアクションを数えてみたことがある。 結果はどうだったと思う?
- 1回で綺麗に反発した確率:約30%
- もみ合って抜けた確率:約40%
- 素通り(無視)した確率:約30%
つまり、「キリ番だから止まる」というのは、お前の脳内だけのファンタジーだ。
確率はせいぜい五分五分。優位性なんてほとんどない。
それでもお前は、全財産を賭けるか?
【プロファイリング】「オプションバリア」という見えない防壁
なぜ、特定のキリ番(特に150.00など)では、異常なほど執拗な攻防が続くのか?
それは単なる心理戦じゃない。
裏に「通貨オプション(Currency Options)」という、巨額の金が動く「防衛システム」が稼働しているからだ。
防衛システムの正体
例えば、ある日本の輸入企業が「1ドル150円になったら困る」と考え、銀行とデリバティブ契約を結ぶ。 「150.00円に到達しなければ、権利料(プレミアム)がもらえるが、到達したら権利が消滅する(ノックアウト)」といった契約だ。
この場合、オプションの売り手(防衛側)はどうするか?
150.00円にタッチされたら巨額の損失が出るため、死に物狂いで守ろうとする。
149.90〜95あたりで、なりふり構わず「売り注文」を浴びせて、価格を押し下げようとする。
これを「防戦売り」という。
NYカット(24:00)の攻防
オプションには「期限」がある。 多くは日本時間の24:00(夏時間23:00)、通称「NYカット」だ。 この時間が近づくと、キリ番周辺は戦場になる。
- 防衛側: なんとか24:00まで150.00円以下に抑え込みたい。
- 攻撃側: 24:00までに150.00円をつけさせて、防衛側を破産させたい。
チャートが不自然に149.95あたりで張り付いたり、乱高下するのはこのためだ。
これは「壁」じゃない。「地雷原」だ。
一般人が迷い込んだら、木っ端微塵にされるぞ。
公的情報による裏付け
財務省の過去の為替介入実績を見ても、介入が実施されたレートは「145.90」や「151.90」など、キリ番の直前や直後であることが多い。 通貨当局もまた、この「ラウンドナンバー」を強く意識し、防衛ラインとして利用している証拠だ。

【深掘り捜査】なぜ壁を抜けると「暴走」するのか? 裏にある「ガンマ・スクイーズ」の恐怖
鑑識官として、もう一歩踏み込んだ話をしよう。
150.00円の防衛線が突破された瞬間、なぜ価格はブレーキが壊れたダンプカーのように150.20円、30円へと加速するのか?
そこには「ガンマ・スクイーズ(Gamma Squeeze)」という物理現象が働いている。
防衛側の「裏切り」
オプションを売っていた銀行(防衛側)は、150.00円を超えられると巨額の損失を出すと言ったな。
では、いざ突破されてしまったら彼らはどうするか?
指をくわえて破産するのを待つか?
違う。
彼らは「ヘッジ(保険)」のために、猛烈な勢いで「買い注文」を入れるんだ。
「売り」で守っていた勢力が、突破された瞬間に「買い」に寝返る。
これを「デルタ・ヘッジの調整」という。
- ストップロス(個人の買い)
- 新規ブレイク狙い(投機筋の買い)
- 防衛側の損切りヘッジ(銀行の買い)
この3つの「買い」が同時に発生する。
これが「真空地帯」の正体だ。
売り手が一人もいなくなる。あるのはパニック的な買いだけ。
だから、キリ番ブレイクは「乗る」のが正解なんだ。逆らえば死ぬぞ。
【生存戦略】キリ番は「背にする」か「抜けてから」か
では、我々個人トレーダー(鑑識官)はどう立ち回ればいいのか? 答えはシンプルだ。
「最前線には立つな」。
コリンの鉄則1:キリ番ジャストではエントリーしない
「150.00売り」の指値を置いて寝るな。
それは「どうぞ私を殺してください」という遺書だ。
スプレッドが開いて、届いていないのに約定させられたり、一瞬のオーバーシュートで狩られるのがオチだ。
コリンの鉄則2:後出しジャンケンを徹底せよ
俺たちが戦うのは、勝敗が決してからだ。
- 逆張り(反発狙い)の場合
- 150.00にタッチし、防戦売りが勝って価格が下がり始め、149.80を明確に割ってから売る。
- 頭と尻尾はくれてやれ。胴体だけで十分だ。
- ブレイク(突破狙い)の場合
- 150.00を勢いよく抜け、その後一度下がってきて、150.00が「サポートライン」に転換(ロールリバーサル)したのを確認してから買う。
- これが最も安全で、かつ利益が伸びる「王道のエントリー」だ。
20pipsルール
俺は「キリ番を挟んで上下20pips」を「ノイズゾーン(地雷原)」と呼んでいる。
149.80〜150.20のエリアだ。
ここでは、アルゴリズムによる騙し、ストップ狩り、防戦売りが入り乱れる。
テクニカル分析が通用しない。
このゾーン内では、ポジションを持たない。これが生存率を高める最大の防御策だ。
【現場写真】突入の合図を見逃すな。ブレイク直前の「アセンディング・トライアングル」
キリ番が「守りきられるか」「破られるか」。
実は、ブレイクする直前には特有の「予兆(サイン)」が出ることが多い。
それが「アセンディング・トライアングル(上昇三角保ち合い)」だ。
張り付きの刑
- 頭打ち: 150.00円で何度も叩き落とされる。
- 安値切り上げ: だが、落ちるたびに「安値」が切り上がっていく(149.80 → 149.90 → 149.95)。
- 収束: 価格が150.00円に張り付くように、値幅が狭くなっていく。
これは何を意味しているか?
「売り圧力(防衛)」に対して、「買い圧力(攻撃)」が徐々に優勢になり、売り手が追い詰められている状態だ。
壁を叩くハンマーの音が、ドンドン早くなっているイメージだ。
キリ番の手前でこの形が出たら、絶対に逆張りするな。
「壁が崩壊する5秒前」だ。
ブレイク狙いの準備をして、指をエントリーボタンに添えておけ。

【捜査道具】DMM FX PLUSで「壁の厚み」を透視せよ
想像で「ここに壁があるはずだ」と決めつけるのは素人のやることだ。
プロの捜査官なら、「実際の注文量(オーダー)」という証拠を見ろ。
俺がDMM FX PLUSを愛用しているのは、この「見えない壁」を視覚化(透視)できるツールが優秀だからだ。
1. 売買比率で「群集心理」を読め
DMM FX PLUSでは、ユーザーのポジション比率が見られる。
もし150.00円手前で、「売りポジションが90%」になっていたらどうする? 「みんな売ってるから安心」か? 逆だ。「全員死ぬ」合図だ。
市場は偏ったポジションを解消する方向に動く。
9割の売り手は、将来の「買い戻し(上昇燃料)」だ。
このデータを見れば、安易な逆張りがどれほど危険か一発でわかる。
2. 注文状況で「燃料」の位置を特定せよ
さらに重要なのが、どの価格帯に指値・逆指値が入っているかを示す「注文状況」だ。
150.10円あたりに、突出して長いバー(買い注文)が出ていないか?
それは、逆張り勢の「損切り注文の山」だ。
これが見えたら、壁は突破される可能性が高い。ブレイク狙いに切り替える根拠になる。
3. スマホアプリで「現場急行」
キリ番の攻防は一瞬だ。 DMMのアプリで「149.80到達」のアラートを設定しておけ。
それが鳴ったら、仕事の手を止めてトイレに駆け込み、戦況(オーダー状況)を確認する。
それが兼業トレーダーのリアルな捜査活動だ。
alt属性: DMM FX PLUSの「注文比率・売買比率」画面。特定の価格帯に売り注文が偏っている様子と、その直上に逆指値(損切り)が溜まっている様子を示すグラフ。

👉壁の向こう側が見えないなら戦うな。DMMのX線(オーダー状況)で「事実」を見る。
【Q&A】現場からのタレコミ(読者の疑問)
Q1. キリ番タッチで逆張りスキャルピングはどうですか?
A. 爆発物処理班並みのスキルがあるならやれ。
「数pips抜いて逃げる」自信があるなら止めはしない。 だが、キリ番周辺はボラティリティが高く、スプレッドも広がりやすい。 「タッチした!」と思ってエントリーボタンを押した時には、すでに逆行していることも多い。 素人は指が吹き飛ぶからやめておけ。
Q2. ビットコインなどの仮想通貨も同じですか?
A. 暗号資産の方が、キリ番意識はさらに強い。
ビットコインの「10万ドル」などは、世界中の注目が集まる。 ただし、FX以上にオーバーシュート(行き過ぎ)が激しい。
壁だと思って逆張りしたら、一瞬で数千ドル踏み上げられる。 仮想通貨こそ、「抜けてからのロールリバーサル」一択だ。
Q3. 「00」手前で利確するのはありですか?
A. 大いにありだ。というか、それが正解だ。
自分がロングポジションを持っているなら、149.90〜95あたりで利確してしまうのが賢い。 150.00ジャストまで欲張ると、その手前の防戦売りに巻き込まれて利益を減らすことが多い。
「00番」は、エントリー場所ではなく、「皆のゴール地点(Exit)」だと思え。
まとめ:数字に踊らされるな、プライスアクションを見ろ
今回の現場検証をまとめる。
- 死因: キリ番を「絶対の壁」と信じた思考停止の逆張り。
- 真実: キリ番は、大口投資家がストップ狩りを行うための「餌場」である。
- 対策: DMM FX PLUSで注文状況を確認し、20pipsルールを守って「後出し」で入る。
150.00円という数字自体に、魔法の力はない。 そこに集まる「人間の欲望と恐怖」が、魔物を生むんだ。
壁だと思って寄りかかると、壁ごと崩れ落ちて生き埋めになるぞ。
さて、次回の捜査対象は、カレンダーに隠された暗号。
「アノマリー捜査」だ。
「5日と10日(ゴトー日)はドルが買われる」「月末のロンドンフィックスは荒れる」。
これらの噂は本当なのか? 統計データをもとに、その真偽を暴く。
捜査は続く。現場からは以上だ。
👉コリンと共に「見えない壁」を透視する。DMM FX PLUS 口座開設


