【解剖】150.00円の死闘。キリ番は「壁」か「餌」か?

【解剖】150.00円の死闘。キリ番は「壁」か「餌」か? 46歳からの挑戦ログ(FX手法など)

※これは個人の体験談であり、投資助言ではありません。投資は自己責任で行ってください


よう。コリンだ。

今回の現場は、多くのトレーダーが「ここなら絶対に止まる」と信じて背を預け、そして背後から刺されて死んでいく「国境検問所(キリ番)」だ。

お前も経験があるだろう? ドル円が上昇し、ついに149.95円まで来た。 あと5pipsで、歴史的な大台150.00円だ。

「さすがに150円は一発じゃ抜けないだろ」 「日銀の介入警戒感もあるし、ここは鉄板の売り場だ」

お前は自信満々でショート(売り)を積み増す。

149.98… 149.99… 150.00タッチ。 よし、下がれ! と祈った次の瞬間。

価格は下がるどころか、まるで真空地帯に吸い込まれるように「ズドン!」と上に跳ねた。 150.10… 150.20… スマホの画面には、無慈悲な「強制ロスカット」の通知。

そして皮肉なことに、お前が死んだ直後、価格は149.80円まで戻っていった。

「なんでだよ! 結局下がるなら、なんで一回上に行ったんだよ!」

そう叫びたい気持ちは分かる。

だが、鑑識班の俺から言わせれば、それは不運じゃない。「必然の処刑」だ。

お前が見ていた「150.00円」という壁。

それは機関投資家からすれば、壁じゃない。

「ストップロス(損切り注文)という名の、美味しい果実が実る木(餌)」なんだよ。

今日は、この「ラウンドナンバー(キリ番)」周辺で繰り広げられる、血で血を洗う心理戦を解剖する。 なぜキリ番は一瞬だけブレイクするのか? 「見えない壁」の正体とは何か?

このレポートを読み終わる頃には、お前は二度と「150.00円で指値売り」なんていう思考停止の自殺行為をしなくなるはずだ。 捜査を開始する。


  1. 【検視報告】死因は「ストップ狩り」による爆死
    1. 真犯人の正体:ヘッジファンドとAIアルゴリズム
    2. 犯行のメカニズム(オーダーフローの逆流)
  2. 【現場検証】ラウンドナンバーの「強度」を格付けする
    1. ランクS:00番(Big Figure)
    2. ランクA:50番(Semi-Round)
    3. ランクB:20番と80番(Trap Zone)
    4. データ検証の冷酷な現実
  3. 【プロファイリング】「オプションバリア」という見えない防壁
    1. 防衛システムの正体
    2. NYカット(24:00)の攻防
  4. 【深掘り捜査】なぜ壁を抜けると「暴走」するのか? 裏にある「ガンマ・スクイーズ」の恐怖
    1. 防衛側の「裏切り」
  5. 【生存戦略】キリ番は「背にする」か「抜けてから」か
    1. コリンの鉄則1:キリ番ジャストではエントリーしない
    2. コリンの鉄則2:後出しジャンケンを徹底せよ
    3. 20pipsルール
  6. 【現場写真】突入の合図を見逃すな。ブレイク直前の「アセンディング・トライアングル」
    1. 張り付きの刑
  7. 【捜査道具】DMM FX PLUSで「壁の厚み」を透視せよ
    1. 1. 売買比率で「群集心理」を読め
    2. 2. 注文状況で「燃料」の位置を特定せよ
    3. 3. スマホアプリで「現場急行」
  8. 【Q&A】現場からのタレコミ(読者の疑問)
    1. Q1. キリ番タッチで逆張りスキャルピングはどうですか?
    2. Q2. ビットコインなどの仮想通貨も同じですか?
    3. Q3. 「00」手前で利確するのはありですか?
  9. まとめ:数字に踊らされるな、プライスアクションを見ろ

【検視報告】死因は「ストップ狩り」による爆死

まず、遺体(お前の口座)の検視結果だ。

死因は、キリ番周辺に仕掛けられた「ストップ狩り(Stop Hunting)」による爆死だ。

真犯人の正体:ヘッジファンドとAIアルゴリズム

お前を殺したのは、相場の世界を支配する大口投資家(クジラ)たちだ。 彼らは、お前のような個人トレーダー(カモ)がどこに損切りを置いているか、すべてお見通しだ。

犯行のメカニズム(オーダーフローの逆流)

現場で何が起きたのか、スローモーションで再生してやる。

  1. 集める(Setup)
    • 150.00円の手前(149.80〜95あたり)で、個人投資家に「ここは売れるぞ」と思わせて、ショートポジションを大量に作らせる。
    • この時、個人の損切り注文(逆指値)はどこに溜まる?
    • そう、「150.00円のちょっと上(150.05〜15)」だ。
  2. 突く(Trigger)
    • クジラたちは、150.00円という壁を崩すために、あえて大口の買い注文をぶつけてくる。
    • 価格が150.01円をつけた瞬間、そこに溜まっていた大量の損切り注文(=買い戻し注文)が一斉に発動する。
  3. 爆発(Explosion)
    • 「お前の損切り(買い)」が燃料となり、価格はロケットのように急騰する。
    • これが「ブレイクアウト」の正体だ。
    • クジラたちは、自分たちの力だけでなく、お前の損切りのパワーを利用して価格を吊り上げるんだ。
  4. 利食い(Profit Taking)
    • 損切りを巻き込んで150.20円まで上がったところで、クジラたちは悠々と利益確定(売り)をする。
    • 燃料が尽きた価格は、ストンと落ちて元の150.00円以下に戻る。

結果、チャートには「長い上ヒゲ」だけが残り、お前の死体だけが転がっている。 これがキリ番で起きる「強行突破テロ」の全貌だ。

ラウンドナンバー(150.00円)付近のチャート図。抵抗線手前で何度も反発した後に、一度だけ大きく上に突き抜けて(ダマシ)、直後に急落して長い上ヒゲを形成している典型的なストップ狩りの形状。

【現場検証】ラウンドナンバーの「強度」を格付けする

一口に「キリ番」と言っても、全ての数字が同じ強度を持っているわけじゃない。

国境検問所にも、厳重な要塞と、ただのゲートだけの場所がある。

俺の捜査ノートにある「危険度ランク」を共有する。

ランクS:00番(Big Figure)

  • 例: 150.00, 151.00, 1.1000
  • 特徴
    • 最強の心理的節目。 世界中のトレーダー、輸出入企業、そして中央銀行までもが注目している。
    • ここには後述する「オプションバリア」が設置されやすく、防衛戦と突破戦が最も激化する場所だ。
    • 弾かれる確率も高いが、破られた時の反動(オーバーシュート)も最大級になる。

ランクA:50番(Semi-Round)

  • 例: 150.50, 149.50
  • 特徴: 00番に次ぐ心理的節目。 ここは「トレンドの調整点」や「利食い目標」になりやすい。 壁というよりは「休憩所」に近い。ここを背にして逆張りするのは、00番ほど信頼度が高くない。

ランクB:20番と80番(Trap Zone)

  • 例: 150.20, 149.80
  • 特徴: ここは「壁」ではない。「トリガー」だ。
    • 80番: ここを超えると、「お、次は00番に行くぞ」という磁力が働き、価格が吸い寄せられる。
    • 20番: 00番を突破した後、この20番を超えて定着するかどうかが、本物のブレイクかダマシかの分水嶺になる。 プロのディーラーは「80抜けで買い、00手前で利食い」というスキャルピングを好む。

データ検証の冷酷な現実

俺は過去のドル円チャート(1時間足)で、100.00円から150.00円までの「00番」でのプライスアクションを数えてみたことがある。 結果はどうだったと思う?

  • 1回で綺麗に反発した確率:約30%
  • もみ合って抜けた確率:約40%
  • 素通り(無視)した確率:約30%

つまり、キリ番だから止まるというのは、お前の脳内だけのファンタジーだ。

確率はせいぜい五分五分。優位性なんてほとんどない。

それでもお前は、全財産を賭けるか?


【プロファイリング】「オプションバリア」という見えない防壁

なぜ、特定のキリ番(特に150.00など)では、異常なほど執拗な攻防が続くのか?

それは単なる心理戦じゃない。

裏に「通貨オプション(Currency Options)」という、巨額の金が動く「防衛システム」が稼働しているからだ。

防衛システムの正体

例えば、ある日本の輸入企業が「1ドル150円になったら困る」と考え、銀行とデリバティブ契約を結ぶ。 「150.00円に到達しなければ、権利料(プレミアム)がもらえるが、到達したら権利が消滅する(ノックアウト)」といった契約だ。

この場合、オプションの売り手(防衛側)はどうするか?

150.00円にタッチされたら巨額の損失が出るため、死に物狂いで守ろうとする。

149.90〜95あたりで、なりふり構わず「売り注文」を浴びせて、価格を押し下げようとする。

これを「防戦売り」という。

NYカット(24:00)の攻防

オプションには「期限」がある。 多くは日本時間の24:00(夏時間23:00)、通称「NYカット」だ。 この時間が近づくと、キリ番周辺は戦場になる。

  • 防衛側: なんとか24:00まで150.00円以下に抑え込みたい。
  • 攻撃側: 24:00までに150.00円をつけさせて、防衛側を破産させたい。

チャートが不自然に149.95あたりで張り付いたり、乱高下するのはこのためだ。

これは「壁」じゃない。「地雷原」だ。

一般人が迷い込んだら、木っ端微塵にされるぞ。

公的情報による裏付け

財務省の過去の為替介入実績を見ても、介入が実施されたレートは「145.90」や「151.90」など、キリ番の直前や直後であることが多い。 通貨当局もまた、この「ラウンドナンバー」を強く意識し、防衛ラインとして利用している証拠だ。

通貨オプションの「ノックアウト・オプション」の仕組みを図解。設定されたバリア価格(例:150.00)にヒットすると権利が消滅する様子と、それを防ぐために手前で発生する「防戦売り」の圧力イメージ。

【深掘り捜査】なぜ壁を抜けると「暴走」するのか? 裏にある「ガンマ・スクイーズ」の恐怖

鑑識官として、もう一歩踏み込んだ話をしよう。
150.00円の防衛線が突破された瞬間、なぜ価格はブレーキが壊れたダンプカーのように150.20円、30円へと加速するのか?
そこにはガンマ・スクイーズ(Gamma Squeeze)という物理現象が働いている。

防衛側の「裏切り」

オプションを売っていた銀行(防衛側)は、150.00円を超えられると巨額の損失を出すと言ったな。
では、いざ突破されてしまったら彼らはどうするか?
指をくわえて破産するのを待つか?

違う。

彼らはヘッジ(保険)のために、猛烈な勢いで「買い注文」を入れるんだ。
「売り」で守っていた勢力が、突破された瞬間に「買い」に寝返る。
これをデルタ・ヘッジの調整という。

  1. ストップロス(個人の買い)
  2. 新規ブレイク狙い(投機筋の買い)
  3. 防衛側の損切りヘッジ(銀行の買い)

この3つの「買い」が同時に発生する。
これが真空地帯の正体だ。
売り手が一人もいなくなる。あるのはパニック的な買いだけ。
だから、キリ番ブレイクは「乗る」のが正解なんだ。逆らえば死ぬぞ。


【生存戦略】キリ番は「背にする」か「抜けてから」か

では、我々個人トレーダー(鑑識官)はどう立ち回ればいいのか? 答えはシンプルだ。

最前線には立つな

コリンの鉄則1:キリ番ジャストではエントリーしない

「150.00売り」の指値を置いて寝るな。

それは「どうぞ私を殺してください」という遺書だ。

スプレッドが開いて、届いていないのに約定させられたり、一瞬のオーバーシュートで狩られるのがオチだ。

コリンの鉄則2:後出しジャンケンを徹底せよ

俺たちが戦うのは、勝敗が決してからだ。

  • 逆張り(反発狙い)の場合
    • 150.00にタッチし、防戦売りが勝って価格が下がり始め、149.80を明確に割ってから売る。
    • 頭と尻尾はくれてやれ。胴体だけで十分だ。
  • ブレイク(突破狙い)の場合
    • 150.00を勢いよく抜け、その後一度下がってきて、150.00が「サポートライン」に転換(ロールリバーサル)したのを確認してから買う。
    • これが最も安全で、かつ利益が伸びる「王道のエントリー」だ。

20pipsルール

俺は「キリ番を挟んで上下20pips」「ノイズゾーン(地雷原)」と呼んでいる。

149.80〜150.20のエリアだ。

ここでは、アルゴリズムによる騙し、ストップ狩り、防戦売りが入り乱れる。

テクニカル分析が通用しない。

このゾーン内では、ポジションを持たない。これが生存率を高める最大の防御策だ。

【現場写真】突入の合図を見逃すな。ブレイク直前の「アセンディング・トライアングル」

キリ番が「守りきられるか」「破られるか」。
実は、ブレイクする直前には特有の予兆(サイン)が出ることが多い。
それがアセンディング・トライアングル(上昇三角保ち合い)だ。

張り付きの刑

  1. 頭打ち: 150.00円で何度も叩き落とされる。
  2. 安値切り上げ: だが、落ちるたびに「安値」が切り上がっていく(149.80 → 149.90 → 149.95)。
  3. 収束: 価格が150.00円に張り付くように、値幅が狭くなっていく。

これは何を意味しているか?
「売り圧力(防衛)」に対して、「買い圧力(攻撃)」が徐々に優勢になり、売り手が追い詰められている状態だ。
壁を叩くハンマーの音が、ドンドン早くなっているイメージだ。

キリ番の手前でこの形が出たら、絶対に逆張りするな。
壁が崩壊する5秒前だ。
ブレイク狙いの準備をして、指をエントリーボタンに添えておけ。

150.00円という水平線(レジスタンス)に対し、安値を徐々に切り上げながら三角形を作り、最終的に勢いよくブレイクする「アセンディング・トライアングル」のチャート図解。

【捜査道具】DMM FX PLUSで「壁の厚み」を透視せよ

想像で「ここに壁があるはずだ」と決めつけるのは素人のやることだ。

プロの捜査官なら、「実際の注文量(オーダー)」という証拠を見ろ。

俺がDMM FX PLUSを愛用しているのは、この「見えない壁」を視覚化(透視)できるツールが優秀だからだ。

1. 売買比率で「群集心理」を読め

DMM FX PLUSでは、ユーザーのポジション比率が見られる。

もし150.00円手前で、「売りポジションが90%」になっていたらどうする? 「みんな売ってるから安心」か? 逆だ。「全員死ぬ」合図だ。

市場は偏ったポジションを解消する方向に動く。

9割の売り手は、将来の「買い戻し(上昇燃料)」だ。

このデータを見れば、安易な逆張りがどれほど危険か一発でわかる。

2. 注文状況で「燃料」の位置を特定せよ

さらに重要なのが、どの価格帯に指値・逆指値が入っているかを示す「注文状況」だ。

150.10円あたりに、突出して長いバー(買い注文)が出ていないか?

それは、逆張り勢の「損切り注文の山」だ。

これが見えたら、壁は突破される可能性が高い。ブレイク狙いに切り替える根拠になる。

3. スマホアプリで「現場急行」

キリ番の攻防は一瞬だ。 DMMのアプリで「149.80到達」のアラートを設定しておけ。

それが鳴ったら、仕事の手を止めてトイレに駆け込み、戦況(オーダー状況)を確認する。

それが兼業トレーダーのリアルな捜査活動だ。

alt属性: DMM FX PLUSの「注文比率・売買比率」画面。特定の価格帯に売り注文が偏っている様子と、その直上に逆指値(損切り)が溜まっている様子を示すグラフ。

👉壁の向こう側が見えないなら戦うな。DMMのX線(オーダー状況)で「事実」を見る。


【Q&A】現場からのタレコミ(読者の疑問)

Q1. キリ番タッチで逆張りスキャルピングはどうですか?

A. 爆発物処理班並みのスキルがあるならやれ。

「数pips抜いて逃げる」自信があるなら止めはしない。 だが、キリ番周辺はボラティリティが高く、スプレッドも広がりやすい。 「タッチした!」と思ってエントリーボタンを押した時には、すでに逆行していることも多い。 素人は指が吹き飛ぶからやめておけ。

Q2. ビットコインなどの仮想通貨も同じですか?

A. 暗号資産の方が、キリ番意識はさらに強い。

ビットコインの「10万ドル」などは、世界中の注目が集まる。 ただし、FX以上にオーバーシュート(行き過ぎ)が激しい。

壁だと思って逆張りしたら、一瞬で数千ドル踏み上げられる。 仮想通貨こそ、「抜けてからのロールリバーサル」一択だ。

Q3. 「00」手前で利確するのはありですか?

A. 大いにありだ。というか、それが正解だ。

自分がロングポジションを持っているなら、149.90〜95あたりで利確してしまうのが賢い。 150.00ジャストまで欲張ると、その手前の防戦売りに巻き込まれて利益を減らすことが多い。

「00番」は、エントリー場所ではなく、「皆のゴール地点(Exit)」だと思え。


まとめ:数字に踊らされるな、プライスアクションを見ろ

今回の現場検証をまとめる。

  1. 死因: キリ番を「絶対の壁」と信じた思考停止の逆張り。
  2. 真実: キリ番は、大口投資家がストップ狩りを行うための「餌場」である。
  3. 対策: DMM FX PLUSで注文状況を確認し、20pipsルールを守って「後出し」で入る。

150.00円という数字自体に、魔法の力はない。 そこに集まる「人間の欲望と恐怖」が、魔物を生むんだ。

壁だと思って寄りかかると、壁ごと崩れ落ちて生き埋めになるぞ。

さて、次回の捜査対象は、カレンダーに隠された暗号。

「アノマリー捜査」だ。

「5日と10日(ゴトー日)はドルが買われる」「月末のロンドンフィックスは荒れる」。

これらの噂は本当なのか? 統計データをもとに、その真偽を暴く。

捜査は続く。現場からは以上だ。

👉コリンと共に「見えない壁」を透視する。DMM FX PLUS 口座開設

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