※これは個人の体験談であり、投資助言ではありません。投資は自己責任で行ってください
よう。コリンだ。
今回の検視対象は、傷だらけの英雄気取りだ。
「俺はルール通り損切りできている。資金管理は完璧だ」 そう自分に言い聞かせながら、口座残高が右肩下がりに減っていく事実に、夜な夜な震えている。
お前も経験があるだろう?
エントリー直後、価格が逆行する。 「ルール通り-5pipsで損切りだ」 偉い。
ここまではいい。
だが、問題はその直後だ。
お前が損切りした瞬間に、まるで誰かが監視していたかのように価格が反転し、本来狙っていた方向へ大きく伸びていく。
後でチャートを見返せば、お前の損切り位置は、その日の「最安値(ヒゲ先)」に見事に刻印されている。
「あと1pips広げていれば…!」 「業者が俺のストップを狩りに来たのか!?」
被害妄想に取り憑かれるな。
誰も1000通貨やそこらのお前のポジションなんて狙ってない。
お前が死んだ理由はもっと単純だ。
「戦場(ノイズ)」のど真ん中に、裸で突っ立っていたからだ。
それは損切り(経費)じゃない。
ただの「寄付」だ。
今日は、損切り貧乏が陥る「心理的罠(プロスペクト理論)」と「計算ミス(スプレッド)」。
そして市場のノイズを科学的に計測する「ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)」を使った、プロの資金管理術を徹底的に叩き込む。
そんじゃあこの先も知りたいヤツだけ俺についてこい。
【心理分析】プロスペクト理論が囁く「損切りしたくない」という悪魔
そもそも、なぜお前は「-5pips」や「-10pips」なんていう、すぐに狩られる場所に損切りを置きたがるんだ?
「資金を守るための鉄壁の守り」のつもりか?
違うな。
本当は「損を確定させたくないから」だ。
損失回避の罠(Loss Aversion)
行動経済学に「プロスペクト理論」というものがある。
人間は「1万円の利益を得る喜び」よりも、「1万円の損失を被る痛み」の方を、2倍以上強く感じるようにプログラムされている。
お前がエントリーした瞬間、脳内では理性と本能の会議が行われている。
- 理性(システム2)
- 「テクニカル的に正しい損切り位置は、直近安値の下だ。ここだと-30pipsあるな」
- 本能(システム1)
- 「嫌だ! 30pipsも負けたら痛い! 今日のランチ代が消える! そんなの認めない!」
- 悪魔の妥協案
- 「じゃあ、間を取って-10pipsにしておこう。これなら傷は浅いし、もしかしたらそこまで下がらずに戻るかもしれない」
この「とりあえず」の浅い損切りこそが、諸悪の根源だ。
お前は「相場の都合(ボラティリティ)」よりも、「自分のお財布事情(痛くない範囲)」を優先して位置を決めている。
市場はお前の財布の中身なんて知ったことじゃない。
自分勝手な位置に置かれたストップ注文は、相場のランダムな動き(ノイズ)に巻き込まれ、格好の餌食になるだけだ。
「損切りは、自分の身を守るための『コスト』だ」。
そう割り切って、痛みを直視できない限り、お前は一生、浅い損切りで血を流し続けることになる。
【検視報告】死因は「スプレッド」を無視した計算ミス
心理的な罠を理解したところで、次は物理的な死因(お前のポジション)を確認する。
直接の死因は、「BidとAskの乖離(スプレッド)」を見落としたことによる事故死だ。
チャートに潜む「見えない暗殺者」
お前が見ているチャートは、基本的に「Bid(売値)」で描画されている。
だが、ショート(売り)ポジションを決済(買い戻し)する時に適用されるレートは?
そう、「Ask(買値)」だ。
例えば、ドル円のスプレッドが0.2pipsだとする。
- お前は150.000でショートした。
- 損切りを150.050に設定した(-5.0pips)。
- チャート上の高値(Bid)は150.048までしか行っていない。
- なのになぜか損切り通知が来る。
なぜか?
Bidが150.048の時、Askは150.050(+0.2pips)だったからだ。
チャート上では届いていないのに、裏側にいる「Ask」という暗殺者に背後から刺されたんだ。
変動スプレッドの恐怖
さらにDMM FXは「原則固定」とはいえ、早朝や重要指標の発表時、あるいは突発的なニュースで市場が混乱した時には、スプレッドが拡大する。
普段0.2pipsのスプレッドが、一瞬だけ1.0pips以上に開くことだってある。
ギリギリの損切り設定は、防弾チョッキを着ずに戦場に出るようなものだ。
スプレッド分(最低でも0.3〜0.5pips程度、通貨によってはもっと)の余白を持たせていない時点で、お前の死は確定している。

【現場検証】「ノイズ(雑音)」と「シグナル(事実)」を分けろ
次に、具体的な損切り幅の決め方だ。 「なんとなく-10pips」「資金の2%」と決めていないか? それは自分勝手な都合だと言ったな。相場には相場の都合(ボラティリティ)がある。
ノイズの定義
市場は常に振動している。 明確なトレンドが発生していなくても、参加者の注文だけで価格は常に上下に動く。 これを「ノイズ(雑音)」と呼ぶ。 このノイズの範囲内に損切りを置いたらどうなる? 100%狩られる。意味のない動きで死ぬことになる。
ATR(Average True Range)による計測
では、どこまでがノイズなのか? それを教えてくれる唯一の証拠品が、伝説のトレーダー、ウェルズ・ワイルダーが開発した「ATR」だ。
ATRは「過去◯期間の平均的な値幅(ボラティリティ)」を示す。
- ATR(14期間)が15pipsの場合: 「今の相場は、特に理由がなくても15pipsくらいは平気で動くぜ」という意味だ。
それなのに、お前が損切りを「10pips」に設定したら?
それは「ノイズの中」だ。
お前は台風の中に傘をさして「濡れたくない」と言っているようなものだ。
損切り幅は、最低でも「ATR × 2倍」以上離す必要がある。
【別件捜査】通貨ペアには「性格」がある。ポンドでドルと同じマネをするな
「損切りはATRの2倍。了解しました」 おいおい、ちょっと待て。
お前が取引している通貨ペアは何だ? もしそれが「ポンド円(殺人通貨)」や「ゴールド」なら、20pipsなんて紙切れ一枚と同じだぞ。
ノイズの大きさは通貨によって違う
ATRを見れば一目瞭然だが、通貨ペアによって「平常時の脈拍(ボラティリティ)」は全く違う。 俺の捜査メモ(目安)を共有する。
1. 穏やかな通貨(草食動物)
- 代表: ドル円(USD/JPY)、ユーロドル(EUR/USD)
- ATR目安: 15〜25pips
- 適正損切り幅: 20〜40pips
ここなら、比較的タイトなストップでも機能する。
2. 暴れる通貨(肉食獣)
- 代表: ポンド円(GBP/JPY)、豪ドル円(AUD/JPY)
- ATR目安: 30〜50pips
- 適正損切り幅: 40〜80pips
ドル円で通用した「-15pips」なんて、ポンド円にとってはただの「くしゃみ」だ。一瞬で吹き飛ばされる。
3. 猛獣・怪獣(規格外)
- 代表: ゴールド(XAU/USD)、ビットコイン(BTC)
- ATR目安: 100pips〜無限
- 適正損切り幅: 100pips以上(低レバレッジ必須)
こいつらを触るなら、FXの常識は捨てろ。
損切り幅は広く取り、その分ロットを極限まで落とさないと即死する。
相手(通貨ペア)が変われば、間合い(損切り幅)も変える。 これが喧嘩(トレード)の鉄則だ。
【生存戦略】損切り幅を広げ、ロットを落とせ
「損切り幅を広げたら、負けた時の額が増えるじゃないか!」 そう思ったお前は、まだ素人だ。 プロは「金額」を一定にするために、「ロット」を調整する。
コリンの鉄則:ロットでリスクを調整せよ
正しい手順はこうだ。
- 位置決定: チャートを見て、ノイズの外(ATR×2〜3)に損切り位置を決める。(例:ポンド円で-50pips)
- 許容損失決定: 自分の資金に対して、1回のトレードで失っていい金額(例:1万円)を決める。
- ロット計算: 「許容損失額 ÷ 損切り幅 = 適正ロット数」を計算する。
計算例(ポンド円):
- 許容損失:10,000円
- 損切り幅:50pips(0.5円)
- 10,000 ÷ 0.5 = 20,000通貨(2Lot)
多くの初心者は、「10万通貨持ちたい(稼ぎたい)」という欲が先にあり、そこから逆算して「1万円しか負けたくないから、損切りは10pipsにしよう」という「自殺の計算」をする。 だから狩られるんだ。
「生き残るためにはプライド(ロット)を捨てろ」。 ロットを落として損切りを深くすれば、お前のポジションは多少のノイズではビクともしない「鋼鉄の盾」に守られる。 結果的に、勝率は上がり、資金は増える。

【捜査道具】DMM FX PLUSで「安全圏(ATR)」を計測せよ
勘で幅を決めるな。証拠を見ろ。 多くのスマホアプリではATRが表示できないことが多いが、PC版のDMM FX PLUSなら、プロと同じ環境が数秒で作れる。
1. プレミアチャートでATRを表示
チャートのテクニカル設定から「オシレーター系」→「ATR」を選択しろ。 期間はデフォルトの「14」でいい。 サブウィンドウに表示された数値(例:0.250)が、現在のボラティリティ(25pips)だ。 エントリーする前に必ずここを見ろ。今の相場の「風速」を知るんだ。
2. 「Askライン」を可視化する
チャート設定で「Askレート表示」にチェックを入れろ。
これで「見えない暗殺者」が見えるようになる。 ショートする時は、このAskラインが損切り位置にタッチしないかを確認するんだ。このひと手間が生死を分ける。
3. 決済同時発注で「計算」を自動化
エントリーと同時に損切りを入れるのは必須だ。
DMMの注文画面で「決済同時発注」をONにし、計算した正しい損切り幅(例:500=50pips)を入力しておけ。 これで感情(プロスペクト理論)が入る余地はなくなる。

👉浅い傷で死ぬのはもう終わりだ。DMMで「深い損切り」を打てる環境を作れ(口座開設)
【Q&A】現場からのタレコミ(読者の疑問)
Q1. 損切り幅を広げると、リスクリワードが悪くなりませんか?
A. 勝率が劇的に上がるからトータルではプラスになる。
浅い損切りで勝率30%(リスクリワード1:2)の手法と、深い損切りで勝率60%(リスクリワード1:1)の手法。 どちらが精神的に安定し、資金が増えると思う?
答えは後者だ。 「損切り貧乏」は、リスクリワードという数字遊びにこだわりすぎて、現実の勝率を犠牲にしている状態だ。
Q2. 損切り幅が広いと、含み損の時間長くて辛くないですか?
A. だからこそ「気にならないサイズ」までロットを落とすんだ。
ポジションを持っている間、ドキドキしてチャートを閉じられないなら、それはロットが大きすぎる証拠だ。 「逆行しても想定内」と思えるサイズなら、含み損の時間も冷静に待てる。
トレードはメンタル削り合いじゃない。資金管理で勝つゲームだ。
Q3. 建値決済(ブレークイーブン)はいつすればいい?
A. 早すぎると狩られる。「ATRの2倍」伸びてからだ。
少し利益が出たからといって、すぐにストップを建値(プラスマイナスゼロ)に移動させる奴がいるが、それもノイズで狩られる原因だ。
相場が巡航速度に乗って、十分に離れてから動かせ。 ビビってすぐに逃げようとするな。
【極秘資料】損切り貧乏を脱出した男の「ビフォーアフター」
最後に、俺の部下(弟子)の実録データを公開する。
- Before(損切り貧乏時代):
- 通貨量:10万通貨(フルレバ)
- 損切り:-10pips(-10,000円)
- 勝率:30%
- 結果:連敗でメンタル崩壊。「あと少しだったのに」と悔やみ続け、月次マイナス20万円。
- After(ATR導入後):
- 通貨量:3万通貨(ロットを約1/3に縮小)
- 損切り:-30pips(-9,000円)
- 勝率:60%
- 結果:多少の逆行でも狩られず、利益方向に伸びるまで待てるようになった。月次プラス15万円。
負けた時の金額(損失額)はほぼ同じだ。
だが、「狩られない」という安心感が、トレードの質を劇的に向上させた。 これが資金管理の威力だ。
まとめ:損切りは「経費」だが、「無駄金」ではない
今回の現場検証をまとめる。
- 動機: プロスペクト理論(損失回避)が、お前に「浅すぎる損切り」を選ばせている。
- 死因: スプレッド(Ask)とノイズ(ATR)を無視した位置設定。
- 対策: 通貨ペアの性格を知り、損切り幅を広げ、その分ロットを落とす。
意味のある損切り(根拠が崩れた時)は、ビジネスにおける「必要経費」だ。堂々と払え。 だが、意味のない損切り(ノイズで狩られる)は、ただの「無駄金(寄付)」だ。1円たりとも払うな。
お前の資金は、市場への参加費じゃない。 「鉄壁の盾」を手に入れて、生き残れ。
さて、次回の捜査対象は、損切りの次に訪れる難問。
「利確の失敗」だ。
「まだ伸びる」「もっと欲しい」という強欲。 手の中にあったはずの5万円の含み益が、みるみる溶けてマイナス決済で終わるまでの全チャートを公開し、出口戦略(Exit)の正解を暴く。
捜査は続く。現場からは以上だ。
👉コリンと共に「鉄壁の盾」を手に入れる。DMM FX PLUS 公式サイト


